スジモンヒトリの交尾体とセスジスズメの若齢幼虫

早朝、ITOU昆虫園へ行く。
オクラやインゲンの蔓などが引き抜かれ2畝ほどが秋の播種に備えて荒起しされていた。
オクラにいたフタトガリコヤガの幼虫の変化していく様子を見たかったが、肝心のオクラが無くなったのだ、見られなくなってしまった。

イチジクの葉の上でスジモンヒトリの交尾体を見る。

小さなアブラムシが群がっている里芋の葉の上にセスジスズメの若齢幼虫がいた。

黒い体に黄色の眼状紋列、ピンと立てた尾角のその先端の白紋、終齢幼虫になると8cm近くなり眼状紋がなんとなく気味悪くなるが、若齢幼虫の頃はダンディだと思う。

里芋の葉にはミカドトックリバチも来ていた。

レンズを近づけても飛び立たずだ、しきりに里芋の葉の上で何かを採餌しているようだった。

菜園の一角には桔梗が5株ほど、花の時季は既に終わってしまっている。
この干からびた花を乗せた螬果におっ!と思うほどのクロウリハムシが来ていた、初めて見る。


今朝は、イチモンジセセリヒカゲチョウ、オンブバッタの小集団、カマキリ、左後脚がとれたキリギリス、小さなヤマトシジミ、なども見かけた。
シオカラトンボも見た。
アキアカネの数もずいぶん増えている。

昨日撮ったシモフリスズメの終齢幼虫は、昨日よりも一段と大きくなってノウゼンカズラにしがみついている、下の道路に落ちなければいいのだが。


4日の日には上陸してくるであろう台風21号が妙に気になる、何かしら悪い予感がするのだ。