ニラの花にいた虫たち

ご近所のMさんの畑もここ2年程放置されたままになっている。
体調をくずされる前までは、季節季節の野菜づくりに励んでおられ、それは見事な菜園だった。
採れ過ぎたキュウリなどを畑の横に並べ「どうぞお持ち帰りください」の札をだすこともしばしばだった。
ナスやトマトを頂いて帰ったこともある、木の上で熟したトマトの何と美味かったことか。
しかし今では畑仕事をする姿を見掛けることがないのだ、そんなことから畑は雑草に覆われてしまっている。
雑草の中のニラの花にヒメウラナミジャノメなどが来ているのを見付けた。

この畑も荒れた状態が続くことで植生が変わり、今目の前にあるニラの花もいつしか見ることが出来無くなるのだろうか。
人が老い田畑が荒れる、虫撮り人も老いている。


「県がオオタバコガ注意報」という記事を今日の京都新聞朝刊で見た。
オタバコガの幼虫は、キャベツ、トマト、キク、バラなどの果実やつぼみを食害するという。
今夏の調査によれば捕獲数は過去10年で最多、今後1ヶ月は気温が高いと予想され、多発生が考えれれるとして、滋賀県病害虫防除所が県内全域に注意報を発表したのだ。

幼虫の模様は図鑑で調べた、ITOUさんの菜園に潜り込んだ折には探してみねばばるまい。