極小のケムシ

買い物から帰り車を階段下に停めて荷物を運び上げ、車に戻って車載温度計を見た時、表示は35度を示していた。
うんざりする猛暑だ、買い物からの帰り道、琵琶湖に注ぐ小さな川で3人の釣り人を見掛けていたので撮りに行くつもりだったが断念した。
こんな暑さが続くようになると、老躯の撮影行は早朝の涼しい一刻に限られるようになる。
祇園祭の山鉾建ての光景を撮りに行きたいが暑さに負けてしまっているのだ。

今日の虫撮りは涼しくなるように水撒きした玄関先、シロダモの木に極小のケムシがいるのを見つけたのだ。
極小のヤツだが触覚も白い尾毛も持っている、何という蛾の幼虫だろうか。

小さなヤツなのに思いの外、動きは早いのだ、一円玉の縁を一周するのもあっという間だった。

先日、同じシロダモの木で見つけた極小の甲虫クロコトビハムシにも驚いたが、今回の極小のケムシの姿にも眼を見張った。