玄関先のシロダモの木に極小の黒いアリの小集団がいるのを見掛け、100mmマクロを持ち出す。
ファインダーを覗いている時は気が付かなかったが、PCにとり入れ拡大して見ていて、アリの小集団がいたのはアブラムシのコロニーの上だと気付く。
黒褐色の小さなアリは、これからの季節、住宅地の石垣の上などを長い行列をつくって集団で移動していくのをよく見かけるアミメアリ。
このアリは定住的な巣を持たず、餌を探して適宜集団移動することや女王アリを持たないのが他のアリに見られない特性とのこと。
アブラムシの名前はWebで調べてみたが同定できない。
アブラムシのコロニーにアブラムシを食いにやってくるテントウムシ、そのテントウムシを攻撃するアリ、アブラムシから甘い分泌液を貰うアリ、こんなシーンを何度か撮っているが決定的瞬間というベストシーンは未だ撮れていない、暑さ対策を十分にして出掛けてみよう。
雑草の引き抜きを忘れている庭の片隅でセイタカアワダチソウにいるアブラムシを撮る。
コイツの名はその名もズバリ、セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ。
日本では700種、世界では4.600種のアブラムシがいるようだ。
有翅のアブラムシも見てみたいものだ。
セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシの近くでアカガネサルハムシも見た。