シオヤアブ

買い物から帰り荷物を下ろしていて、隣のブロック塀にシオヤアブがいるのを見つける。
茶色いハチのようなものを掴んでいるのだ。
荷物を階段下に置いたままにして、ショルダーバッグからコンデジEX-10を引っ張り出す。
随分久しぶりにシオヤアブが獲物を取らまえているのを見たのだ。
翔び立たないことを願いながら近づく、シオヤアブの獲物はベッコウバチのようだ、口吻を突き刺している。
そっと近づいたが1ショットする間もなかった、塀の向こうに飛び去ってしまう。
昆虫界でも最も獰猛なハンターのシオヤアブの捕食のシーンが欲しかったが、駄目だった。

コイツが獲物を捕まえているシーンはフイルム時代から数えても数ショットしかない。
最近のもの、と言っても3・4年まえのものだが、カメムシ('14・7・22)、ギンヤンマ(’15・8・18)の捕食のものしかないのだ。
それだけにベッコウバチを抱きかかえているシーンを撮り逃がしたことが一層悲しかった。

炎天下、短時間だがITOUさんの菜園へ行く。
半夏生の葉の上にシオヤアブがいた、。
撮り逃した獲物を持つシオヤアブの代わりに1ショット。


真夏日なれどまずは虫撮りに出掛けられた、好日としよう。