ハラビロカマキリの幼体

日陰になった午後からノウゼンカズラの枝打ち作業ををする。
フエンスから伸びだしているこのノウゼンカズラは樹齢40年近くなる老樹、刈り込みもほとんどしなかったから伸び放題、今夏もずしりとするほどの葉を茂らせていた所為で台風12号の影響をまともに受け、樹そのものに被害は無かったがフエンスの支柱の一部を壊していた。
こんな事もあって伸び放題の枝の半分近くを切り取ったのだ。

その切り取った枝の中にハラビロカマキリの幼体がいた。

枝打ちしたノウゼンカズラを燃えるゴミとして出すためには、50cmほどに断裁しなければならないのだが、その作業をほおり出し腰を下ろしてカマキリの幼体を眺めていた。

幼体を撮った後の断裁作業は中断、作業を1日延ばしたのだ、齢の所為とは言いたくないが一休みすると再び作業に取り掛かるのが億劫になっているのだ。
僅かな作業をするのに二日がかりとは寂しくなる。