2018-01-01から1年間の記事一覧

キタキチョウの交尾体

午睡の後、双眼鏡も持参で湖岸を歩く。 湖北では、オオヒシクイやコハクチョウが飛来しているようだが、和邇浜近辺ではほんの僅かにカルガモの姿を見掛けただけで全く野鳥の姿はなかった。 見掛けたのは遠くにポツンといるウインドサーファー1人。 和邇川河…

ホソヒラタアブ

フェンスからはみ出し階段の半分を覆うように枝を伸ばしている木蔦の花が咲き始めた。 この花に驚くほど沢山のハナアブの仲間やハナバエの仲間が来ていた。 アシナガバチも数匹来ていた。ホソヒラタアブ 車庫の壁面からぶら下がっているツタにはシモフリスズ…

コスモス道にいたチュウサギ

和邇漁港の駐車スペースに車を停めて近くの喜撰川の土手道を歩く。 喜撰川左岸の土手道は例年コスモスが咲き誇る見事な小径になるのだが、今年はほんの僅かばかりの花が咲いているだけなのだ。 土手道の草刈りをし、種を撒き、コスモスの管理に携わっていた…

ヤマトシジミの交尾体

陽射しが気持ち良かったので少し遠出した。 段々畑の畦道を歩き回ったがレンズを向ける虫たちは、全くと言っていいほど見掛けなかった。 虫たちのいないこともあり、日頃の運動不足の解消だと思い定め、歩くことに専念した。 立ち止まってファインダーを覗い…

小さな命の終わり

散歩の途次、ルリタテハ、アシナガバチ、カマキリなどの小さな命の終わりを見る。 刻々と季節は移り変わっているのだ、虫撮りももう終わりにしなくてはなるまい。宅急便を受け取りに出た折、門扉近くの壁に小さな小さなミノムシがいるのを見つける。 小さな…

ナガコガネグモの獲物(2)

陽射しのないどんよりとした時間が際限もなく続いている、雨が降る時の明るさもない。 なんとも憂鬱な一日だった。 古いファイルの整理と読書(街道をゆく・甲州街道、長州路)で過ごす。 昨日は洗車から帰った後、再びカメラを持ち出してITOUさんの菜園へ行…

赤トンボの交尾体

給油と洗車を頼んだ後長いヤツを持ち出し、秋たけなわの田圃道を歩く。10月2日以来風邪気味だったこともあり、書斎に閉じこもっての全くの呆け暮らしが続いていた、虫撮りもせず読書もせずだった。 我ながらみっともないと思うほどの一週間、脳みそだけでな…

シロモンノメイガ

台風一過の素晴らしい秋晴れ、雑木林へ行く。 台風21号の時には木々の枝折れなどをあちこちで見掛けたが、今回は雑木林に枝折れなどの被害はないようだった。雑木林の中で、シロモンノメイガを撮り、キノコを撮り、柴栗が落ちているのを撮る。 これらを撮っ…

キタテハとフタモンアシナガバチ

陽の昇る前の一刻、眼下の湖面は空の色を映して濃いブルーに染まっていた。 嵐の前の静けさというやつだろう、湖面は白波一つなく、拍子抜けするほど静まり返っている。 雨が降り出す前に虫撮りをと思い空き地の草叢へ行く。 草叢の韮の花に、キタテハ、フタ…

ヤマトシリアゲのこと

台風24号の影響で雨は昨夜半から小止みなく降り続いている、随分肌寒い。 撮り溜めていた写真の整理と外付けHDDへの移行作業をしていて、思い出せずにいた虫の名前やその生態のことなどを突然思い出した。 9月19日に名前が思い出せないままUPしていたコヤツ…

カタバミの花にいたササグモの幼体

カタバミの花をファインダー越しに覗いていて、ササグモの幼体がいるのを見つける。 こんな小さなヤツを見るのは初めてだ。 少しでもアップでと思い一歩踏み出す、さっと葉裏に逃げ込む、非常に敏感な反応だ。 その畑にはカタバミの小群落が3ヶ所ほどある。…

ツバメシジミ

陽射しの明るい午前中に虫撮りに出掛けておいてよかった、午後からは予報通り雨になる。 草叢でツバメシジミを見る、活動の最盛期は終わっているが、年に4−6化すると言うから最近羽化したヤツだろうか新鮮な個体だった。 コミスジも見掛けたがツバメシジミと…

雨上がりのITOU昆虫園にて(2)

薄日が射し始めたので雨上がりのITOU昆虫園へ行く。 韮の花に意外なほどたくさんの虫たちが来ていた、アカタテハ、イチモンジセセリ、スズバチ、チャバネセセリ、ツマグロヒョウモン、ハナアブ、ミカドトックリバチ、ミツバチなどだ。 韮の花では必ず見掛け…

キハラゴマダラヒトリを撮っていて

Aさんの菜園の草叢に貌を出している白い彼岸花を撮った帰り道、階段の一番下の蹴込みのところにいる白い蛾を見つけ、道路際に膝をついてファインダーを覗き込んだ。 白い羽に点々とする黒い紋、キハラゴマダラヒトリだ。 アメリカシロヒトリは時々見かけたが…

アオイトトンボ

杉木立の中の草道や林辺の田圃道で午前中2時間ほどイトトンボを追いかけた。 薄暗がりの杉木立の中には幾匹ものアオイトトンボがいたが、ファインダーに収めるまでが老躯には容易ではない、一度見失うと視界から消えてしまうのだ。 その上、草叢の中の細い…

韮の花に来たモンキチョウ

長い午睡の後、空き地の草叢へ虫撮りに行く。 草叢に足を踏み入れるなり1頭のモンキチョウが歓迎してくれる、眼の前の韮の花に来たのだ。 長い午睡の後の半ば以上呆けた状態をスッキリさせるには、飛翔体狙いは絶好の条件だ。 モンキチョウは花から花へとい…

かたつむり

雨の中、2ヶ月に一度の定期健診に行く。 いつもだったら待ち時間は40分程度なのだが今日は2時間半も待った。 待合所での時間が長くなるとなんとも苦痛なのだ。 この時間をやり過ごすためにいつも文庫本を持参している。 今日は図書館から借りだしたまま手付…

ナガコガネグモのペア

初秋のこの頃はナガコガネグモの交接期なんだろうか。 9月の初め頃から、一つの巣網に大きなメスとその少し離れたところで小さなオスが陣取っているのをしばしば見掛けるのだ。 庭のキンモクセイの木では3組、ITOUさんの菜園のタラの木でも2組を見た。 残…

アカタテハとキアゲハ

絶好の虫撮り日和、日頃の運動不足の解消にもと思い遠出をした。 目的地は小さな谷間の向こうの段々畑、そこはこの時季、段々畑の斜面に彼岸花が咲き誇り、すぐ下の畑の一角では韮の花の群落が見事なのだ。彼岸花や韮の花に来るチョウたちを楽しみに出掛けた…

ルリタテハの幼虫 蛹化の準備と蛹化

9月の初め,庭のオニユリにルリタテハの幼虫が2匹いるのを見つけたが、そのうちの1匹がオニユリから近くの茗荷の茂みに移り、その茎で蛹化の準備を始めているのを午前9時過ぎに見つける。 午後5時前見に行った時にはふっくらとしたサナギになっていた。 …

むしのうんこ

午前中はITOU昆虫園へ虫撮りに午後からは和邇川や湖岸へ鳥撮りに、いずれも全くの不作。今日は不思議なほど虫も鳥も見かけずだった。 それに鳥撮りの田圃道では夏日のような暑さの中、一脚を杖代わりにして草の生い茂る畦道を歩いたものだから一汗かき、獲物…

チュウサギたちの獲物

小雨が上がった後しばらくして僅かだが薄日が射し始めたのを幸いに、長いヤツを持って和邇川の土手道を歩く。 JR湖西線鉄橋の下の水落にチュウサギたちがいるのを見つけ、草叢に3脚を立てた。 狙いはチュウサギたちの捕食だったから出来るだけ近づきたいの…

アゲハ翔ぶ

昨日撮ったアゲハの飛翔体を整理していたがゴミ箱行きの山、光のいい頃を狙ってリベンジしなければならなくなった。 ゴミ箱行きを免れたものの中からUPする。

ホシホウジャク

階段下の道路際に蔦の落ち葉が随分溜まっている、掃除をしなければならないのだが放ったらかしにして(カミサンに睨まれるだろうが)、アゲハの飛翔体を撮りに出掛けた。 セイヨウニンジンボクに今朝もアゲハが6頭、ツマグロヒョウモンが1頭、カラスアゲハ…

呆け暮らし

セイヨウニンジンボクの花に来るアゲハやクマンバチの飛翔体を撮りたいと、昨夜、機材の準備をしてバッグに詰め込んでおいたが、朝早く目覚めた時小雨がぱらついていたので再び布団に潜り込んでしまった。 起き出したのが11時過ぎ、そのまま終日呆け暮らしが…

ドジなヤツ

穏やかな陽射しと涼やかな風に誘われて早朝のITOUさんの菜園へ行く。 菜園に枝を伸ばしているUさん宅のセイヨウニンジンボクに思いがけず沢山のアゲハが来ていた。 それにマルハナバチやツマグロヒョウモンも来ているのだ、嬉しくなっていた。 アゲハの飛翔…

ムカデ

「階段にムカデがいますよ」宅急便を届けてくれたドライバーから声が掛かる。 雨上がりの後ナメクジなどはしばしば見かけるがムカデとは初めてだ、見に出る。 虫撮りにも出掛けずだったので今日の一日一虫はムカデになってしまった。ムカデといえば、もう随…

雨上がりのITOU昆虫園にて

雨が上がり陽射しが一刻明るくなったのでITOUさんの菜園へ行く。 何か変わった光景が見られるかもしれないと思って出掛けたのだが期待のものは無かった。 露をひとしずくつけたオクラの花にコガネムシがいた。 絵になるアングルを探したいのだが近くの野菜を…

ルリタテハの若齢幼虫

庭のオニユリにルリタテハの若齢幼虫が二つくっついていた。 ルリタテハは成虫で越冬する。 ルリタテハの生存期間はどれくらいなのだろうか。 この幼虫は羽化し成虫になり生き永らえて冬を越すのだろうか、それとも越冬する個体はもっともっと晩く羽化した個…

ダイミョウセセリ

台風21号は各地に大きな被害を残したようだ、我が家でもノウゼンカズラの太い幹が裂けて折れたり、物置の引き戸が吹き飛ばされた。それに先の台風で壊された日除けを新設していたがコイツも吹き倒される、先の台風のこともあり念を入れて頑丈に設置したつも…