チュウサギたちの獲物

小雨が上がった後しばらくして僅かだが薄日が射し始めたのを幸いに、長いヤツを持って和邇川の土手道を歩く。
JR湖西線鉄橋の下の水落にチュウサギたちがいるのを見つけ、草叢に3脚を立てた。
狙いはチュウサギたちの捕食だったから出来るだけ近づきたいのだが、背の高い草に阻まれて近づけないのだ。
次回来る時は草を刈り払うための登山ナイフなど持参しなくてはなるまい。

水落の横に設けられた魚道は獲物狙いには恰好の場所のようだ、何度も場所の取り合いをしていた。
時に、激しいバトルもあった。

チュウサギたちはかなりの頻度で捕食していた、いずれも15.6cmほどの魚だ。


イカワだろうかウグイだろうかハヤだろうか、それとも落ち鮎だろうか。
5月の中頃、この水落下の流れにいたサギたちが稚鮎を捕食しているのを見かけたことがあるが、今、チュウサギが咥えているのは15.6cmの獲物、苔のほとんどない細流の和邇川に落ち鮎がいるとも思えない、チュウサギの獲物は一体何なんだろうか。


予約しておいた本(司馬さんの「歴史と風土」「西域を行く」「歴史を紀行する」)が準備出来ましたというメールが図書館から来ている、鳥撮りの帰り忘れずに寄らなくては。
最近寄り道などをよく失念するのだ、メモ書きしてフロントガラスに張り出しておく必要があるのだ、老い寂しくなる。