キタテハとフタモンアシナガバチ

陽の昇る前の一刻、眼下の湖面は空の色を映して濃いブルーに染まっていた。
嵐の前の静けさというやつだろう、湖面は白波一つなく、拍子抜けするほど静まり返っている。

雨が降り出す前に虫撮りをと思い空き地の草叢へ行く。
草叢の韮の花に、キタテハ、フタモンアシナガバチイチモンジセセリハナアブの仲間が来ていた、小さなアリも花粉を採りに来ているようだった。
昨日来の雨が止んだのを待ってそれぞれが活動を開始しているのだ、いのちの営みに感心する。


このブログを書いている今、物凄い雨風が窓を叩いている、庭の金木犀も吹き付ける風に悲鳴を上げている、大きな被害が出なければいいが。