ツバメシジミ

陽射しの明るい午前中に虫撮りに出掛けておいてよかった、午後からは予報通り雨になる。
草叢でツバメシジミを見る、活動の最盛期は終わっているが、年に4−6化すると言うから最近羽化したヤツだろうか新鮮な個体だった。

ミスジも見掛けたがツバメシジミと違って翅がぼろぼろ、よくもこんな状態で翔べるなと思える姿だったのでレンズは向けずだ。

ITOUさんの菜園の斜面でヒヨドリバナが咲いているのを見つける。

ヒヨドリバナは3株、いずれにも支柱が設えられ風で倒れないように管理されているのだ、株数を増やす予定だろうか。
これからの時季この花にはアサギマダラが飛来する、此処にも来てくれるだろうか。

小さな谷間の南斜面にヒヨドリバナの群落が4年ほど前まではあったが、下の畑が耕作放棄されたことから斜面の草刈りもされなくなり、クマザサとクズが繁茂して植生が変わりヒヨドリバナの群落が消えた。
虫撮りの恰好の場所が一つ消えたのだ、それ以来アサギマダラを見たことがないのだ。
アサギマダラが見たければ、フジバカマの咲き誇る柚子の里・嵯峨水尾まで出かければいいのだが、山間の集落まで遠出をする体力だない。

回り道して帰る途中、柿の木の葉隠を動き回る小鳥がいるのを見つけ眼を凝らした。
7・8mほどの距離だが老眼と持ち出していた100mmマクロでは如何ともし難い、目見当で連射だ。

トリミングしながら切り出したメジロ