読書のかたち(2)

昨日、「誰が星の王子さまを殺したのか」という本の書評を新聞の書評欄で見たことから、数年前に「星の王子さま」の文庫本を買ったのを思い出し、読み直してみようと書棚を探すも見つけ出せずだ。我ながら整理の行き届かない書斎の有り様にあきれ、苦味を味わっていた。

電子書籍での読書に違和感を感じているが、探し出せない本を手早く読むには電子書籍は便利この上もない。
Kindle版では定価48円という「星の王子さま」訳・浅岡 夢二があり購入した。

「誰が星の王子さまを殺したのか」安富歩著 を購入する前に、星の王子さまをきちんと読み直しておかねばなるまい。
五感劣化や感受性の錆びが進んでいるこの頃だ、どんな読み方が出来るだろうか。