ウメスカシクロバ

花粉の飛散量が多いのだろうか、朝から眼の痒みが酷いのだ、外出することもなかった。
夕刊を取りに出た時、門扉の上にいる黒い蛾を見付ける。


Webの図鑑で調べてみるに、ウメスカシクロバ(マダラガ科クロマダラ亜科)のようだ。
幼虫で越冬し羽化は5月の後半からとのこと、3月のこの時季に出現を見たというのは、暖冬や春先の陽気からだろうか。

これまでにもおそらく何度も見たことのあるガだとは思うが、気にもとめず、レンズを向けることもなかった虫の仲間の一つだ。
よくよく見れば透かし翅のきれいなヤツだ。
幼虫の時は毒毛針を持っており、ウメ、桃、桜などの若葉を食害するという。



昨夜遅く外出からの帰り、小雨のぱらつく玄関先の階段の石垣にへばりついているガを見る。
カミサンを呼び出しLEDライトを照らしてもらって撮る。

図鑑で調べてみるが未だ同定出来ないでいる。

ヤガ科のアカキリバのようにも思えるが、図鑑でも同定できる図像は見つからない。