2015-01-01から1年間の記事一覧

カワセミ

明るくて穏やかな陽射しだったので、午後から和邇川河口へシラサギの小魚捕りを撮りに行く。 珍しくも釣り人一人だけの静かな湖畔だった。ダイサギの捕食シーンを撮り終えて顔を上げた時、50mほど先の河口でカワセミがホバリングしているのを見付けカメラを…

野猿に逢う

明るい陽が射すことを期待して、西の湖、伊庭内湖、早崎内湖、湖北野鳥センターへ行く。 湖北野鳥センター前の沖でコハクチョウの休息しているのを見ただけ、全くの期待はずれだった。 どんよりとした曇り空の下での奥琵琶湖一周のドライブになった。そんな…

雨降り止まず

雨降り止まず終日書斎に閉じ籠っていた。 手に入れたばかりの高村薫の「空海」を伏せ、「アメリカン・ジハード」を書見台に載せた。 本書は現在進行中のパリ同時多発テロ事件の背景(政治的歴史的構造、関係する国家間の関係やパワーバランス、テロリストが…

晴撮雨読

午後から雨、手に入れたばかりの「空海」高村薫 新潮社 を読み始める。 晴れた日は虫撮りに、雨の日は読書を、呆け暮らしをしないようにとリタイアして12年専らこのことを心掛けてきたが、いつの頃からか読書の量が減っている。 読書量の減少とともに読書の…

早朝の釣り人

和邇川河口付近で早朝にカワセミのペアをよく見掛けますよ、そんな情報を昨日貰ったのでさっそく早起きして出掛ける。 日の出前に行動を開始するのは随分久しぶりのことだった。 あわよくばカワセミが撮れる、そんな期待が老爺を駆り立てていたのだ。6時過ぎ…

シロツバメエダシャク

夕方の散歩を兼ねて小さな谷間の畑へ鳥撮りに行く。 その帰り道、久しぶりに虫たち(シロツバメエダシャク、ネコハグモ、キアシナガバチ)を見る。 畑の一角にある柿の木には熟柿を啄みにヒヨドリが数羽来ていた。 熟柿に嘴を突っ込んでいるところを狙い続け…

右肩上がりの癖

撮影する時のカメラの構え方など数十年来意識したことはなかった。 それが野鳥の写真を撮り始めてから手持ちでのカメラの構え方が気になっているのだ。 水平線の入った写真は全てが右肩上がりになっている、どんな構え方をしているのだろうか。 水平線の右肩…

ルリビタキの死

「小さな命の終わり」というファイルを持っている。 虫撮りを始めた頃から路傍で見付けたチョウやトンボ、セミなどのなきがらをも撮っていたのだ。 このファイルの中に小鳥の死という全く異質な死が加わることになった。 (図鑑で調べてみるにルリビタキのよ…

ダイサギ

和邇川河口へシラサギ達の小魚取りを撮りに行く。 川の様子が変わっていた。 河口を塞ぐように拡がっている砂州の中を川はS形に蛇行して流れていたが、先日の2日続きの雨で川はLの字に変わっていた。 どんな力が働いたのだろうか、中洲を作っていて二つの流…

飛翔撮りの練習・1

湖北の隠れ里と言われる菅浦集落へ行ってきた。 特別な目的があった訳ではない、なんとなくふらりと、それに天気が良かったから、ただそれだけ。 昼下がりの集落の中をのんびり歩く、全く人に会わなかった、妙な感じだった。 人といえば湖岸にいた数人の外来…

カモメ

和邇漁港の近くでカモメの群舞を見掛け漁港の駐車場に車を止めた。 久しぶりに見るカモメの大群だった。 飛翔撮りのの練習にと150-600mm望遠ズームを手持ちで振り回すが、3.2kg近い重さだ持て余していた。 それに湖岸では時折吹き飛ばされそうな突風が吹く、…

シロダモの花と実

玄関先のシロダモの木の実を啄みにヒヨドリが来ていた。 冬になり木の実が少なくなると、このシロダモの木にヒヨドリなどがよくやって来るのだが、鳥との距離があまりにも近い所為でこれまでまともに対面したことがない。 シロダモの実が赤黒く熟して落ちる…

野鳥撮り1ヶ月

コスモスの花に来るチョウやホシホウジャク等を撮りに行った時、小さな川の中にいたシラサギを撮ったのが10月9日、早くも1ヶ月が経った。 これまで虫撮りの時に出会った鳥たちをスナップ風に撮ったことはあるが、意識して何カットも撮ったのはこの時が初めて…

コサギとカルガモの飛翔体

野鳥撮りが面白くなっている。 殊に飛翔体狙いが面白くなってきている。

タシギ

松ノ木内湖の岸辺でタシギに出会う。目的のアキアカネの連結飛翔や打水産卵を撮り終えた後、草叢に座り込んで画像のチェックをしていた時、一羽の鳥が直ぐ目の前の草叢に舞い降りてきたのだ。 至近距離に見たこともない鳥が飛び降りてきたのにはびっくりした…

シラサギと釣り人・3

シラサギの捕食シーンをものにしたい、そんな思いで今日も和邇川河口へ行く。 いつにもましてバサーの多いのに驚く、バスボートも5隻ほどいた。シラサギのちょっとした動作から次の行動が予測できるようになれば、捕食や飛び立つシーンを的確に撮れるのだが…

アキアカネ連結打水産卵

穏やかな晩秋の陽射しに誘われて少しばかり遠出をする。 目的地は松の木内湖(高島市新旭)から安曇川下流域、状況によってはマキノの雑木林へ。松の木内湖では、カルガモ、マガモ、オオバン、カイツブリ、モズ、一瞬だがカワセミ等を見る。 カモの飛翔を狙…

コサギの獲物

新しく手に入れた野鳥撮り用のEOS7D・ⅡとSIGMA150-600mmのセットが少し手に馴染んできた。ファインダーを覗いている時は気付かなかったが、連写による拾い物のシーンを手に入れた。 コサギが魚を見付け追いかけ、捕獲し、飲み込み終わるまでの動作の中で、暴…

シラサギと釣り人・2

夜明け前の和邇川河口へ行くつもりでアラームをセットしておいたが起きられずだった。 我ながら意思薄弱なのに苦味を覚える。 河口へ行ったのは午前8時過ぎ、既に8人の釣り人が湖中に立っていた。 名古屋、堺、和歌山、驚くことに所沢ナンバーもいた、何時…

マガモ

鳥撮り用に新しくレンズ(SIGMA・150-600mm)を手に入れたので、いつもの河口へテストに行く。 少し荒れ気味の波間に浮遊するカモを狙う(目的のシラサギがいなかったのだ) カモの羽ばたきなど動きに合わせてカメラを振るが、手持ちでは結構重くて追随しきれ…

野鳥撮りの練習・5

午前8時過ぎ和邇川河口へ野鳥撮りの練習に行く。 ここはバス釣りのポイントなのだろうか、駐車広場には既に10台ほどの車が止まっていた。 ナンバーを見るに、奈良、三重、大阪、岐阜、三河、尾張、神戸などと遠方からの車が見られた。到着した時シラサギの…

シラサギと釣り人

野鳥撮りが少しずつ面白くなってきている。 お陰で長いヤツがますます欲しくなっているのだ、かなりの出費を強いられそうだ。野鳥撮りの練習で撮り溜めた中に、シラサギと釣り人がワンフレームに収まっているものが相当な枚数ある。シラサギと釣り人との距離…

秋のバラ園へ

湖西浄化センター(大津市苗鹿)の構内にあるバラ園へ行ってきた。 秋のバラが見頃だった。 ここでもバラを撮るというよりも意識は虫探しに向いていた。 バラに止まるアカトンボが欲しかったのだがまるで見掛けずだった。 バラにいたのはミツバチ、フタツボ…

野鳥撮りの練習・4

昨日の天気(冬一番)と打って変わって穏やかな小春日和、鳥撮りの練習に行く。 これまでの鳥撮りの練習は手持ちで鳥を狙っていた。 EOS5D・ⅡにEF35-350mm望遠ズームを装着すると2.4kgほどの重さになる、最近ではこの重量を安定して支え続けることが苦しくな…

荒れる湖

時折強風が吹き荒れる所為で湖にはかなり高い白波が立っている。 そんな様子を書斎の窓から眺めながら、和邇川河口にいるシラサギと荒れる湖の組み合わせが面白いのではないかと思いカメラを持ち出した。 残念ながら和邇川河口の砂州にはコサギが一羽いただ…

滋賀県写真展

県立近代美術館ギャラリーで第54回滋賀県写真展覧会が開催さてていることを思い出し見に行く。 一般応募作品612点から選ばれた140点と特別出陳4点、合計144作品が展示されていた。 お気に入り3作品、「たばこ畑」・特選 園田みちゑ、「冬のヨシ作業」早瀬博…

アゲハヒメバチ

擁壁に這うツタが落葉を始めた。 掃き掃除を忘れていたりすると風に吹き飛ばされてお近所迷惑にもなることから、ツタの葉を全て取り払う作業にかかる。この作業が年々厳しくなっている。作業をしていて、非常に珍しい物を見付けた。 干乾びたアゲハのサナギ…

アズチグモ

クマザサの葉の上にアズチグモがいるのを見付ける。 そっと近づくがアズチグモは敏感に反応しすぐさま葉裏に隠れる。 葉を持ち上げると今度は表側に廻り込む、その姿を撮りたい一心でクマザサの葉を表にしたり裏にしたり、敏捷に隠れまわるアズチグモと根比…

モズとウラギンシジミ

野鳥撮りの練習に今日も和邇川河口へ出掛けたが、空振りだった。 河口にはコサギが一羽いるだけで、いつものような賑わいはないのだ。 そのコサギも間なしに飛ぶ立ってしまった。 その後、暫くの間バス釣りの人を眺めながら待つも、シラサギたちが帰ってくる…

小さな谷間の畑で

久しぶりに小さな谷間の畑へ虫探しに行く。 畑の斜面ではお茶の花が盛りを迎えている。 陽気の所為だろう谷間の畑では、アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモン、ウスバツバメ、ヤマトシジミ、ベニシジミ、オオチャバネセセリ、イチモンジセセリ、オオアオイト…