飛翔撮りの練習・1

湖北の隠れ里と言われる菅浦集落へ行ってきた。
特別な目的があった訳ではない、なんとなくふらりと、それに天気が良かったから、ただそれだけ。
昼下がりの集落の中をのんびり歩く、全く人に会わなかった、妙な感じだった。
人といえば湖岸にいた数人の外来の釣り人のみ。
ここへは何度も来ている、ここへ来るのは琵琶湖に突き出た葛籠尾崎の先端にある集落の静けさが気に入っているからだ。
2年ほど前にも県教委主催の近江歴史探訪で来たことがある、あの時に感じた集落の佇まいよりも一層寂しくなっている感じだ、時間の経過とともに過疎が進んでいるのだろうか。

帰り道、知内川(高島市マキノ)の河口で飛翔撮りの練習をする。
練習台は専ら河口にいたトビだった、思うようには撮らせてくれない。
殊に向かってくるトビをフレームに収めるのが一苦労、あっという間にフレームアウトするのだ。
AIサーボAFと高速連写、これにも一工夫も二工夫も要りそうだ。