リンゴドクガの繭

リンゴドクガの幼虫が蛹化の為の繭作りが完成していた。
繭作りの様子を撮るのに都合のいいようにと、ありあわせの空容器に幼虫を入れベランダの片隅に置く。
室内よりも自然な状態の方がいいのではと思ったのだ。

今朝見た時は体を少し丸めていたが特に変わったところは見受けられなかった。
それが夕方見ると繭作りを終わっていたのだ。

2年前のリンゴドクガの繭作りの時もそのプロセスを撮るつもりでいたが駄目だった。
この時も飼育箱を覗いた時には繭作りを終わっていた。

同じ過ちを繰り返したことになる。

繭作りの過程や羽化を撮っている人もいる、撮影出来たということは偶然の機会に恵まれたのだろうか、それとも観察を怠らずしかも繭作りや羽化の前兆状態を知っているからだろうか。

老兵にはもうそのチャンスは巡って来そうにない。