ギシギシ(羊蹄、タデ科 多年草)の上でツユムシを見付けた。
年に2回、6月頃と9月頃に発生するが、初冬に見るこのツユムシはいつ頃生まれたヤツだろうか。
11月の初めの寒い朝にも見付けたことがある。
その時も相当に冷え込んだ朝だったから、朝露の残る葉の上にいるツユムシを見た時はエッ!と思った。
今は11月も終盤だ、最低気温が5・6度の夜間が何日もあっただけにツユムシを見付けたのが驚きだったのだ。
ツユムシ、私の中ではツユムシは夏のものだというイメージがあるだけに、初冬のツユムシは何とも言えず気持ちに引っかかるものがある。
今日見付けたツユムシは鋭い小鎌のような短い産卵管を持っている。
オヒシバなどのイネ科の草の茎に産卵管を挿しこみ卵を産み付けるが、彼女はその作業をもう終わっただろうか。