虫食う人々

今日の京都新聞夕刊に「昆虫食が世界トレンド」という記事が掲載されていた。
 ”人口増加に伴う食料問題に対処するため、バッタやアリ、クモなどを食べる「昆虫食」を国連が推薦している ”との書き出しで始まる長文の記事だ。

一昨日のブログに旧い知人のHさんに勧められて蜂の子を喰ったことを書いた。
クロスズメバチの蜂の子を勧められた時、乾煎りして塩をまぶしたヤツを一匹喰ったが続けて手を出そうとは思わなかった。

蜂の子を肴に酒を飲んでいるHさんを見ながら、内心何と言うゲテモノ食いという思いだった。
そのゲテモノと思っていたものは ”安くて栄養価が高く、夏のスタミナ食にもなる究極の自然食”だというのだ。
”世界には既に20億人の「虫食う人々」がいるとされている”とのこと。

食は一つの文化だからどんなものを食おうと一向に構わなし拒絶もしないが、新聞に出ている大型のクモ・タランチュラの姿揚げに噛じりついている若い女性の姿などを見て、うす気味悪くなっていた。
”食される昆虫は1900種”
バッタ、アリ、クモ、コオロギ、タガメゲンゴロウ、ハチ、セミコガネムシ....etc。1900種の中には想像もできないギャッとなりそうな意外な虫もいるに違いない。

今朝近くの空き地でコイツを見かけたがコオロギの仲間のようなコイツも食われるのだろう。
虫撮りをしながら「虫食い」のことを暫くの間は思い描きそうだ。