キアシナガバチの獲物

クモの糸に絡まっているクマゼミをキアシナガバチが齧っていた。

クモの糸に捕らわれているその様子からして、かなりの時間が経っているようだ。
胴体の一部も翅も傷んでいる。

アシナガバチは青虫などを肉団子にして巣に持ち帰り幼虫のエサにするが、このカサカサに干枯らびたセミの躰を囓っているのは何に利用する為なのだろうか。
セミのお尻の部分が欠損しているのは、キアシナガバチが齧り取った痕跡だろうか。