傷ついた翅

庭のオニユリもほとんどが花期を終えている。
わずかに残ったオニユリの花に傷ついた翅のアゲハが来ていた。

ブッドレアに来ていたキアゲハも、ITOUさんの菜園に在るランタナの花に来ていたツマグロヒョウモンも、レンズを向けることを躊躇うようなボロボロの翅をしていた。

これからの時期、尾状突起が片方無かったり、後翅の半分を失ったりしているチョウを見かけることが多くなってくるだろう。
こんな傷ついた翅のチョウたちを見ていると妙に寂しい気がするのだ。

翅の何パーセントを失うとチョウたちは飛べなくなるのだろうか。