黃水仙

比良連山は五合目近くまで雪に覆われている。その雪山が明るい陽射しを受けなんとも綺麗なのだ。カメラを持ち出し琵琶湖大橋を渡って向岸から狙いたいところだが体が思うように動き出してくれないのだ。

小さな庭の片隅で黃水仙が一輪花開いていた。

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カミサンを誘いだし水仙の花を撮りに越前海岸へ 出掛けた事がある。晴れ渡った陽射しの下の日本海の青さと海岸台地に広がる水仙の白さとのコントラストが素晴らしかったこと、身を切るような冷たい風が吹き荒れていたこと、カミサンと二人だけで人っ子一人いなかったこと等は覚えているが、それが何年前だったかは全く思い出せないのだ。

ブログを書いていても、旅の状況を映像(イメージ)として思い出せるが、その光景を文字にしようとすると言葉が出てこないことがある。語彙が枯れ始めているのだ。

老い 色んなものが消滅していく。寂しくなる。