2020-01-01から1年間の記事一覧

トビイロトラガの幼虫

階段横の石垣に這うツタの若い葉の上で、赤と黒の縞模様の幼虫を見つける。 一週間ほど前から階段のタイルの上に小さな黒い丸薬のようなフンが落ちているのを、掃除の度に見ていた。何かの幼虫がいるなと思い、フンが落ちている上部のツタの葉裏をその都度探…

Aさんの菜園にて

昼前、読書の眼休めにと思いITOU昆虫園へ行ってみたが、先日に続いて虫の姿を見かけずだった。見掛けたのはタラノキの花に来ていたメジロ。花を突っついているのだが葉陰にいてよく見えないのだ。1ショットするまもなくヤツは翔び立っていった。 帰り道Aさ…

カマキリ飛ぶ

切り落としたノウゼンカズラやブッドレアの枝を片付けていて、擁壁の上にカマキリが2匹並んでいるのを見つける。対峙している恰好なのだ。もしや共食いでも始めると面白いと思いコンデジを持ち出した。カマキリにレンズを近づけているとそのうちの1匹が顔…

ナミアゲハの飛翔体

秋晴れの気持ちのいい陽気だったので久しぶりにITOUさんの菜園へ行く。ITOU昆虫園と名付けている程いろんな虫たちがいる所なのだが、不思議と今朝は虫たちを見かけなかった。いつもだったら菜園の片隅で咲く満開のニラの花に、ハナムグリやカナブン、ハチの…

ネコハエトリ

カミサンの放射線治療の帰り二人してそろりそろりと階段を上がっていて、今日はドアホンの上にネコハエトリがいるのを見る。いつも持ち歩いているコンデジをザックから引っ張り出した。 コヤツが獲物を抱え込んでいるショットは何枚か持っている。ジャンプす…

早朝の漁火

午前5時過ぎ眼下の湖面に漁火を見る。対岸の長命寺港の沖合あたりから沖島近くの湖面にかけて、6個程の漁火が点在していた。 朝焼けで空も湖面も赤く染まった中での逆光で黒くなった漁船を撮りたい、そんなことを願い続けているが未だ果たせずだ。「青い刻…

ホウジャク

正午前、「ニュースの時間が始まりますよ」とカミサンに起こされる。マッサージチェアの背もたれを倒しフラットにして使用していたから眠ってしまったようだ。「本当によく眠れますね、羨ましい限りです(カミサンは放射線治療の影響もあり夜中にしばしば起…

ヤモリの幼体

庭先に置いていたジョウロの上にヤモリの幼体がいるのを見つけ驚いた。コヤツは夜行性、昼間は何かの隙間などに潜り込んで身を隠している筈なのに、昼間の光の下にいるのだ。昼間見た記憶はない。よく見ると尾が半ばから切れ皮一枚で繋がっているのだ。外敵…

サトキマダラヒカゲ

新聞を取りに出た折、玄関の網戸の内側にいるサトキマダラヒカゲを見つける。何処からやって来たのだろうか。翅の傷んだヤツだ。 いつだったか年月は思い出せない(フイルム時代だった)が、松の木内湖の近くの農家の庭先で、熟柿の汁を吸っているサトキマダ…

落ち蝉(クマゼミ)

カミサンの放射線治療に出掛けるため階段を降りていて、クマゼミが転がっているのを見つける。拾い上げようと手を出すとパタパタと動き出すのだ。飛び立つ程の生命力な見られなかったが命の余燼の燻ぶりが見えた。いつもだったら即座にコンデジを引っ張り出…

落ち蝉(アブラゼミ)

カミサンの放射線治療の帰り、ゆっくりと上っていた階段でアブラゼミの落ち蝉を見る。出掛ける時には眼にしなかったから留守の間に落ちてきたのだろう。アブラゼミの鳴き声を聞かなくなってから随分経っているように思うが、ここに横たわっているヤツは命の…

トビイロスズメ

新聞を取りに出た折、金木犀の幹にトビイロスズメがいるのを眼にした。早朝の陽射しを受けているコヤツの翅は両翼ともその先端が少し傷んでいる。炎暑の日々をコヤツは何処で過ごしてきたのだろうか。 コンデジの画面を覗き込みながら、昔の知り合いだったH…

カマキリ(チョウセンカマキリ)

カミサンが県立総合病院で放射線治療を受けることになり、その準備のための検査に行く。帰りは精神的にも肉体的にも相当に疲れているようだった。いつもだったらゆっくりとだが16段の階段は休まずに上がれたが、それが今日は3度ほど休みながらの上りだった。…

落ち蝉(ツクツクボウシ)

玄関先の玉砂利の上で落ち蝉を見つける。ツクツクボウシの落ち蝉だ。危うく踏み潰すところだった。夏の終りから初秋にかけてアブラゼミの落ち蝉が庭先や階段に転がっているのはこれまで何度も見てきたが、ツクツクボウシの落ち蝉を見た記憶はない。夏の雑木…

シャチホコガの仲間だろうか

連日の猛暑に手酷く痛みつけられ、虫撮りに出掛ける気にもならず、冷房の効いた部屋に終日閉じ籠もっている今日このごろだ。こんな状態が続くとますます足腰が弱まり、ボケも一層進むだろう。これではならじと思い直し、老体に鞭打つようにして玄関先に出た…

クサキリ

昼下がりの玄関先に褐色型のクサキリが来ていた。灼熱の陽射しの下、何処からやって来たのだろうか。 10年ほど前までの隣の土地が空き地だったこの時期、空き地の草むらからいろんな虫たちが我が家の玄関先にやって来た。キリギリス、コオロギ、クサキリ、ク…

アブラゼミ羽化に失敗

コンビニの駐車場に止めていた車の車載温度計は37度を示していた。殴りつけてくるような強烈な陽射しなのに今日は二十四節気の一つ立秋の日だ。秋の欠片など何処にもない。炎天下の門扉の前ではタカサゴユリが花開き始めている。 タカサゴユリから数段下の階…

アブラゼミの脱け殻とビロードスズメの幼虫

新聞を取りに出た折、玄関先のシロダモの葉裏にしがみついているアブラゼミの脱け殻を見つける。昨日は見掛けることがなかったから、昨夕から今朝方にかけて羽化したヤツの脱け殻だろう。 羽化のプロセスを撮るには絶好の場所玄関先、早くに気付いていればカ…

コスズメ

「ジェット機みたいな蛾が門扉に来てますよ」そんな知らせが孫娘の所からLINEで届く。買い物に出掛けようとしていたところだったのでこれ幸いと立ち寄った。 門扉に止まっていたのはスズメガ科の仲間コスズメだった。 コヤツの食草はヤブガラシやブドウの葉…

コクワガタ

宅急便の荷物を取りに出た折、階段をゆっくり這っているコクワガタを見る。 虫撮りのため比良山麓の雑木林へよく出掛けたが、今年は未だ出掛けていない。そんな事もあって、階段を這うコクワガタは今年の初見だった。 気象情報によれば明後日から晴天が続く…

キアゲハの飛翔体

長い午睡から目覚め何気なく窓の外を見た時、ブッドレアにキアゲハが来ているのを眼にする。キアゲハは4頭来ていた。梅雨の晴れ間を狙って吸蜜に来ているのだが、生憎と小雨がぱらつき始めているのだ。庭先にカメラを持ち出すのを諦めて窓からレンズを突き出…

オニユリに来たクロアゲハ

買い物から帰って重い荷物を運び上げていた時、玄関先のオニユリに黒いヤツが来ているのを見つけ、荷物をほっぽり出してカメラを取りに2階の書斎に駆け上がる。僅かな距離の往復なのに鼓動が早くなっていた。幸いにも黒いヤツはオニユリにまだいてくれた。黒…

ショウリョウバッタの若齢幼体

庭先の草むらでショウリョウバッタの若齢幼体を見つける。 コヤツは完全な成虫になれば体長8cm近くまで大きくなる。オスの成虫はキチキチキチと鳴きながら草むらから飛び出すことから、子供の頃はコヤツをキチキチと呼んでいた。川でハヤ釣りなどをしていた…

ITOU昆虫園にて

梅雨の晴れ間の陽射しに誘われて、ITOU昆虫園と名付けているITOUさんの菜園へ行く。 ITOU昆虫園で見掛けた虫たち。 ミナミアオカメムシの幼体 里芋の葉の上にいたマメコガネ セマダラコガネ イチジクの葉の上にはキボシカミキリが見た限り5匹いた。 イチモ…

梅雨の晴れ間のアカタテハ

河川の氾濫や土砂崩れがあちこちで発生している。梅雨末期の酷い気象状況が続いているのだ。被害の大きさはなんともいたわしい。幸いにもこれまでのところ我が家では小さな被害もない。昨夜半には叩きつけるような豪雨が一刻あったが何事なかった。 梅雨の晴…

ブッドレアに来たアゲハ

庭先でノウゼンカズラやブッドレアが咲き始めた。 今日はほぼ終日小雨が降っていたが、昼前ほんの一刻だが雨が降り止むとその頃合いを見計らったようにアゲハが吸蜜にやって来る。EOS5DMark2に35-350mmを装着したヤツを持ち出した。今年初めてのアゲハ撮りだ…

キジの一家と侵入者

早朝のフィールド・Bブロックで今まで見たことのなかったシーンを見た。 雛を連れたキジの一家の縄張りに侵入してきたヤツをオスが追い払うシーンだ。 フィールドに足を踏み入れるなりBブロックの一番遠いところからこちらへ向かってくるヤツを見つける。耕…

無愛想なキジたち

今日のキジたち、CブロックのキジもDブロックのキジも、新しくFブロックと名付けたキジも、妙に機嫌が悪く無愛想だった。かなりの距離があるにも関わらず急ぎ足で姿を隠すのだ。 Cブロックのキジ Dブロックのキジ Fブロックのキジ。田圃道を歩いていて遠くに…

待望の一枚が撮れた

早朝のフィールドで待望の一枚が撮れた。 キジの一家だ。 ぽつりぽつりと小雨が降り始めたので重いヤツを小脇に抱え込み田圃道を車へ急いでいた時、偶然にも二区画向こうの耕作放棄地にいるキジの夫婦を見つけ足を停めた。よくよく見ると雛もいるのだ。待望…

里芋畑の端っこで

草深い田圃道から農道に出た時、湾曲した道の向こうにキジがいるのを見つける。トコトコと歩いているのだ。私に気付いたのか立ち止まってこちらへ振り返った。 数歩行ってからこちらを振り返る、そんなことを3度ほど繰り返した後、ヨシ原の中に入っていった…