秋晴れの気持ちのいい陽気だったので久しぶりにITOUさんの菜園へ行く。ITOU昆虫園と名付けている程いろんな虫たちがいる所なのだが、不思議と今朝は虫たちを見かけなかった。いつもだったら菜園の片隅で咲く満開のニラの花に、ハナムグリやカナブン、ハチの仲間、キタテハ、アゲハチョウなどを見かけるのだが、ここにも虫の姿はなかった。見かけたのはみかんの若木に来ていたナミアゲハだけだった。
ニラの花の満開の状態は後3-4日は続きそうだチョウたちがやって来るのを期待して明日も来てみよう。
それにしても残念なのは菜園の法面にあったいちじくの木が一本根元から切られていることだ。テッポウムシに幹を食い荒らされ木が傷んでしまっていたから伐採したのだろう。いちじくの木では実が熟れ大きく口を開けると、スズメバチの仲間やタテハの仲間、カナブン、小さなアリの集団などがやって来て、いい被写体を提供してくれたが、その楽しみが無くなったのだ。ランタナの木も刈り込まれてしまって花の数が少なくなっている。絶好の昆虫園だった菜園の変わりようが寂しくなる。
Aさんの菜園にあったいちじくの木も3年ほど前、テッポウムシの被害で切り倒されているのだ。2つの菜園からいちじくの木が消えたのだ。これでいちじくの実にやってくるオオスズメバチを狙うことも出来なくなってしまった。本当に寂しくなる。