ヤモリの幼体

庭先に置いていたジョウロの上にヤモリの幼体がいるのを見つけ驚いた。コヤツは夜行性、昼間は何かの隙間などに潜り込んで身を隠している筈なのに、昼間の光の下にいるのだ。昼間見た記憶はない。よく見ると尾が半ばから切れ皮一枚で繋がっているのだ。外敵などに遭遇して尻尾を切り離す状況になり、それが原因で昼間の光に下に現れたのだろうか。

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レンズを近づけるとヤツはポトンと転がり落ち、赤いポリバケツの下に潜り込んで行った。トカゲの尻尾切りならぬヤモリの尻尾切り、時間が経てば再生して元通りに戻るようだが、再生にはどれくらいの時間が必要なんだろうか。

 

今夜も長命寺下の沖や沖島の近くの湖上に漁火が見える。何を獲っているのだろうか。9月に入るとワカサギの沖曳き網漁が行われるがこの漁だろうか。日の出前のワカサギ漁だったらわかるが深夜なのだ。

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しばらく眺めていたが漁火は動くことはなかった。ワカサギの沖曳き網漁は、長いロープのついた袋状の網を仕掛け、投錨して船を固定しロープを巻いて網を引き上げる漁法、動かない漁火はワカサギ漁のように見えた。