2020-01-01から1年間の記事一覧

梅雨の晴れ間

梅雨の晴れ間、早朝のキジのフィールドへ行く。 キジのフィールドへ来るようになってから7年近くなるが、このフィールドで初めて5羽のキジを見掛けた。 Aブロックのキジ 見掛けた5羽のキジのうちの2羽はまだ体の小さい若いヤツ。人馴れしていないようで…

キジの雛を見た

陽の出前にフィールドへ出掛けるつもりで早起きしたが、もたもたしていて現地へ到着したのが午前7時過ぎ、いつものオオヨシキリの賑やかな啼声が全く無いのだ。それに荒起こしのまま田植えされていない田圃でいつも餌探ししているカワラヒワの姿も見受けら…

ケリと雀とキジと

午前6時前いつものフィールドへ行く。 Dブロックのキジは今日も機嫌が良かった。 キジ撮りの後は、ケリの飛翔体と雀。 頭上をかすめるようにケリは何度も急降下してくる、コヤツにレンズを向けるのだが、老爺には150-600mm+EOS7Dが随分と重くなっているのだ…

カワラヒワ

荒起こしされたまま未だ田植えがされていない田圃の中でエサ探しをしながら移動していくカワラヒワの小集団を見つけ、追いかけようと三脚から重いヤツを取り外す。何故か春先以来見かけることの少なかったカワラヒワの集団だった。転々と移動していくヤツを…

夫婦連れのキジ

Dブロックと名付けているフィールドで夫婦連れのキジを見た。 草むらからの甲高いケーンケーンという啼声。頭を出したり引っ込めたりしているヤツがいるのだ。母衣打ちを期待してゆっくり間合いを詰めにかかると、コヤツは足早に遠ざかり向かいの草むらに姿…

悠悠閑閑

耕作放棄地の枯れた葦原の向こうの農道を歩くキジを見つける。軽トラが走り去った後草むらから姿を現し、すぐ近くにカメラを構えた人がいるのを承知で、悠悠と歩き始めたのだ。 急ぐでもなく歩く姿から「悠悠閑閑」という語句を思い浮かべていた。 今朝はこ…

草刈りする人とキジ

Aブロックと名付けていた耕作放棄地のヨシ原が刈り払われ、整地されて以来、そこでキジの姿を見かけることはなかったが、今日は遠目に、Aブロックの南端の朽ちた農小屋の前の畦にキジがいるのを見た。 雨上がりのぬかるんだ畦道に足を取られないようにとそろ…

華麗な舞い

昼下がりのフィールドへキジを見に行く。 長い間放棄されたままだった田圃の一角の葦が、昨年の冬の初めに刈り払われた。そこはDブロックと名付けていた場所、絶好のキジの営巣場所だった。その場所に芽吹いた葦も春先はひょろひょろしていたが、今ではかな…

豪快な母衣打ち

今朝はこれまでに聞いたことのないような甲高い啼声と同時に豪快な母衣打ちを見た。 甲高い啼声と躍り上がるような母衣打ちを短い間隔で3度ほど繰り返した。初めて見る行動だった。母衣打ちの後草むらに姿を隠す。よくよく見ているとすぐ近くの草むらにメス…

畦道のキジ

早朝のキジのフィールドへ行く。 比良連山からの北風が吹き荒れ陽射しは明るいが、風除けのない田圃道は相当に寒かった。そんな肌寒い田圃道でキジが母衣打ちする前の甲高い啼声を聞き、急いで三脚にカメラをセットする。間なし田圃の畦にキジが現れた。 母…

母衣打ち

早朝、キジのフィールドへ行く。オオヨシキリのけたたましい鳴き声が耕作放棄地の背の高い草むらのあちこちからする。そんな鳴き声を圧するかのようにヨシ原の向こうから甲高いキジの鳴き声、すぐ近くの草むらからだが姿は見えずだ。かなりの時間待ったが鳴…

ヒバリシギだろうか。

田植え前の水の張られた田圃でシギの仲間を見る。 トウネンだろうと思っていたがよくよく見ると脚が黄色いのだ。トウネンの脚は黒いはずだ、黄色い脚をしたヤツは何という名前だっただろう。家に帰るまで判らずだった。 野鳥図鑑を引っ張り出して見るに、脚…

キジのバトル・2

昨日撮影分の続き。 闘う前の挨拶のように顔を突き合わせていた、それも一度ならず2度3度だ。その儀式が終わると同時にバトルが始まる。

キジのバトル・01

早朝、キジのフィールドへ行く。 耕作放棄地のキジのフィールドは一部が整地などされて様変わりしていたが、フィールドに足を踏み入れると同時に甲高いキジの鳴き声を聞く。それも僅かな間合いをおいて3ヶ所から聞こえてくるのだ。キジは健在だったのだ、嬉…

青いトラクターとキジ

長いヤツを持って出掛けるのは何十日振りだろうか。新型コロナウイルスで外出自粛などと三密を避けるように喧伝されているが、人っ子一人いないという田圃道を歩くのだと思い、昼前家を出る。目的地は随分久しぶりのキジのフィールドだ。 フィールドの様子が…

野猿に出逢う

夕方少し早めの散歩を愛犬のTAOとしていた折、野猿の集団に出逢う。最近住宅地にやって来る野猿をしばしば見かけるが、今回は10数匹の今まで見かけたことのない大きな集団だった。道路を横切っていくものや電線を器用に渡っていくものが次から次へと現れるの…

シュゼンジカンザクラ

滋賀県立総合病院近くの小さな用水路の土手で咲き始めている緋桜のことが気になって、カミサンの病室を出た後駐車場へは遠回りだが見に行った。シュゼンジカンザクラと種名を説明するプレートが桜の木に吊るされていた。 カンヒザクラとオオシマザクラの雑種…

ショーウインドを覗き込む人

性能が古くなった現在の補聴器からiphoneで音量や音質それに聞きたい方向選択なども出来る機能をもった補聴器が欲しくなり京都へ行く。年金生活者にはかなりの出費になるが、コミュニケーションや雑木林を一人歩きする時の安全確認のための必需品だ。 注文し…

何という蛾だろうか

夕方、Mさんがマンションの廊下にいたと言って、虫採りかごに入れた蛾をわざわざ届けてくれた。私が昆虫の写真を撮っているのをご存知なのだ。ご近所のIさんやMさんからはこれまで何度も届けてもらっている。 Mさんから頂いた蛾、指で突っつくと触角を広げた…

折りたたみ式のキーボード

カミサンの体調が悪く、2月3日に入院する。情報のやり取りをするのに病室から電話もならず、カミサンが「LINE」を使っていることから、孫たちに薦められて今まで使ったことのない「LINE」を使用することにした。情報のやり取りは至極便利なのだが、iphoneの…

黃水仙

比良連山は五合目近くまで雪に覆われている。その雪山が明るい陽射しを受けなんとも綺麗なのだ。カメラを持ち出し琵琶湖大橋を渡って向岸から狙いたいところだが体が思うように動き出してくれないのだ。 小さな庭の片隅で黃水仙が一輪花開いていた。 カミサ…

衝動買い

今日の京都新聞夕刊の「現代のことば」というコラムに「町の本屋」という一文が寄稿されていた。ジュンク堂書店京都店(四条通)が閉店するという、こんなニュースから現在の出版業界を取り巻く厳しい状況や町の本屋さんの事情、「紙媒体」からデジタル化へ…

雑踏の中で

久しぶりに京都へ行く。鄙から出て来た老爺が都の人混みの中をよろよろと歩く。雑木林や棚田、湖岸での虫撮りや鳥撮りはほとんどが独りぽっちの世界だ。そんな場所から雑踏の中に出るとまるで異世界に迷い込んだようで言いようのない圧迫を感じていた。人の…

天人五衰

昨年の秋の初め頃から、何かの弾みで「天人五衰」という語句を思い浮かべることが多くなった。今日も定期検診に行った病院の待合所で旧い知人のSさんを見かけた時、あっ!という思いと同時にこの言葉が頭をよぎった。 小柄な老爺がよたよたという感じの覚束…

大寒の日に

玄関の扉に極細の生糸一本でぶら下がっているアオスジアゲハのサナギの体が随分と膨らんでいる。殻の中では蝶になる準備が進行しているのだろう。 シロダモの葉裏にいるサナギも同様に大きく体を膨らませている。 葉裏のコヤツにレンズを向けながら、今日は…

干し柿とテントウムシ

「ベランダに猿が来てますよ」カミサンの声に階段を駆け上がった。カメラを持ち出した時には野猿は隣家の屋根に移っていてその背中を一瞬見ただけだった。昨年暮れ以来住宅地で猿の姿をよく見かけるという。時には10匹近い集団をも見かけるようだ。そんな事…

寒満月

書斎のカーテンを閉めに上がった時、沖島の上に満月が出ているのを見る。 令和2年初めての満月だったから三脚なども用意して撮りたかったが機材は車のトランクの中、コンデジを窓の手すりに押し付けて撮る。 湖北へ鳥撮りに行こうと思い車に機材一式を載せ…