カミサンが県立総合病院で放射線治療を受けることになり、その準備のための検査に行く。帰りは精神的にも肉体的にも相当に疲れているようだった。いつもだったらゆっくりとだが16段の階段は休まずに上がれたが、それが今日は3度ほど休みながらの上りだった。そんなカミサンの後を私も手すりにつかまりながら登る。門扉までたどり着いたカミサンが突然「カマキリがいますよ」と声を上げる。
門扉の上にカマキリがいた。チョウセンカマキリだった。カミサンをカミサンの部屋にに誘った後、EOS7D+17-70mm(SIGMA)を持ち出す。
広角側(17mm)にしてアップで撮ろうとレンズを近づけすぎたのがまずかったのか、ヤッはジャンプをし、その姿を見失う。気がつくと私の右肩に来ていた。コンデジだったら左手にカメラを持ちノーファインダーで肩の上のヤツを撮れたかもしれないが眼デジでは思うようにはならないのだ。ヤツは再びジャンプして玄関先のスズランの葉陰に消えた。
再度カマキリを見たのは午後3時過ぎ宅配の荷物を受け取りに出たときだった。タカサゴユリの花の上にヤツはいた。
今日もとてつもなく暑い一日だった。