ショウリョウバッタの若齢幼体

庭先の草むらでショウリョウバッタの若齢幼体を見つける。

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コヤツは完全な成虫になれば体長8cm近くまで大きくなる。オスの成虫はキチキチキチと鳴きながら草むらから飛び出すことから、子供の頃はコヤツをキチキチと呼んでいた。川でハヤ釣りなどをしていた折、エサのミミズがなくなるとコヤツを捕まえては胴体をちょん切りエサにしたものだ。コヤツを見ると川釣り仲間だった悪童連の顔をしばしば思い出す。思うに70年近くも前の顔々であり田園の風景だ、今はもうそれらの顔々も風景も余韻さえ残さずにかき消えているのだ。寂しくなる。

ショウリョウバッタの幼体を見つけた近くで卵嚢を抱えたハラクロコモリグモを見る。

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最初は卵嚢を抱えたクモだとは気付かず白い小さな石粒が動いたと驚き覗き込む。よくよく見るとハラクロコモリグモだ、足早に草陰に逃げていくヤツを中腰で追いかけた。

 

キジのフィールドへ出掛けたかったが暑さに負け実行できずだった。