カマキリのシルエット

葛葉の密集する草むらを藪漕ぎしていて、カマキリのシルエットを見つけた。

[
貌も入った全身のシルエットが欲しくて、カマキリが動き出すのを辛抱強く待っていたが全く動き出す気配は無し、しびれを切らして突っついてみる。
これが失敗だった、思わぬ方向へ動き出し草陰に落ちてしまう、The endだ。

南斜面ということもあるのだろう、耕作放棄された畑の葛が生い茂るそこには、かなりの数のヤマトシジミやツチイナゴがいた。
見た限りではカマキリも5匹もいた。
ベニシジミキタキチョウ、モンシロチョウ、ツバメシジミも見かけた。

僅かばかりの藪漕ぎなのに息が切れる。

帰り道、公園の桜の苔むした老木にヨコヅナサシガメの若齢体がいるのを見つける。


晩秋好天、いい一日だった。