野焼きする人

晩秋のこの頃になると田んぼのあちこちで野焼きの煙を見かけることが多くなる。
今日もいつものフィールドで野焼きを見た。


こんな光景を見ると決まって思い出す一枚の写真がある。
仕事の関係で知り合い、仕事を離れてもいろいろと付き合いのあったMさんの写真だ。
暮れなずむ棚田で、近景に野仏、その向こうに広がる野焼きの煙と小さな炎、熊手を持って佇む農夫、これらが素晴らしい構図で切り撮られていたのだ。
Mさんの撮った野焼きのような写真が欲しいと思いながらも未だ撮れずだ。
朽木村の奥などへ出掛ければチャンスもあるのだろうが、行動範囲が狭くなっている老躯が手に入れるには難しい風景になってしまった。

今日のスズメ

セイタカアワダチソウの群落の深みにかなりの数のスズメがいたが、思うものは撮れずだ。