ホシホウジャク

午前9時過ぎニラの花畑へ出掛ける。
ニラの花に来るチョウの飛翔をジャスピンできちっと撮りたい。
お気に入りの一枚が欲しいのだ。

雨上がりの急斜面を何とか登ったが、ニラの花畑には期待していた虫たちは見当たらずだった。
急斜面は登るより降りるほうが怖い。
難儀しながら降りている目の前をホウジャクが飛ぶのを見かけ引き返す。


ホウジャクはほんの僅かな時間いてくれただけで、ニラの花畑のもう一段上の畑へ飛び立つた。
ホウジャクはホシホウジャクだと思う。

帰りの道筋で、山芋の葉を囓っているコスズメの幼虫を見つける。
コイツを連れて帰りたいのだが飼育するには食草の採取が問題だと思い諦める。

* 昨日見たコガタスズメバチの獲物オオスカシバの幼虫(?)の残骸は、現場にはなかった。
 喰いちぎって肉団子にして巣に持ち帰ってしまったのだろう。

午後から、写真展の案内状を知人のTさんから頂戴していたので見に行く。
日本風景写真協会滋賀支部作品展、見応えのある写真が並んでいた。
65点の作品の中からお好きなモノを一点差し上げますと言われたら、尾崎 怜さんの「黄金の剣」と名付けられたものに手を上げただろう。
裏磐梯桧原湖の早朝の凍りつく湖面に差し込む一条の輝きを切り撮っているのだ。
カミサンは佐伯俊次さんの「刻を耐えて」が欲しいと言っていた。