アゲハの越冬蛹

昆虫写真家新開孝さんのブログ「ひむか昆虫記」を読んでいて、昨年の秋の終わり頃書斎の飼育箱で蛹化したアゲハの蛹のことを思い出し、取り出してみた。
最初の頃からすると腹部の辺りが少し膨らんだようにみえるのだ。
羽化するのはまだまだ先のことだから、腹部の膨らみは気の所為だろうか。

それにしても新開孝さんのブログを見るまでアゲハの蛹のことなど忘れてしまっていたのだ。
蛹の体の色が茶色と緑色なのも気になっていて、その違いがどんな原因によるものなのか調べてみようと思っていた。そのことも失念しているのだ。
「昆虫を飼育観察する資格はありませんね」と自責している。
飼育箱の中にはアゲハの他にセスジスズメガの蛹もいるのだ、このことも忘れていた。

物忘れ・記憶力の低下、エビングハウス忘却曲線、加齢。
アゲハの越冬蛹がいろんな事を思い出させてくれる。