トビの獲物は何だろうか

安曇川南流の右岸をゆっくり走っていて、トビが川中へ向かって急降下するのを見つけ車を停めた。浅瀬の水の中に舞い降りたのだ。何事やあらんと150-600mmを持ち出した。トビの様子から見て水中で何かの獲物を抑え込んでいるようだった。 1ショットしてモニタ…

ジョロウグモの獲物(2)

2階のベランダに巣を張っている3匹のジョロウグモのうちの一つに、今日は黒いハチが捕まっているのを見つけた。黒いヤツは腹部に黄色い帯を持っている。コヤツはこの時期でも活動しているキオビツチバチだろうか。 階段の上に張り出すように枝を伸ばしてい…

コサギとカモと

ドラッグストアへビタミン剤を買いに行った帰り道、小さな漁港の駐車スペースに車を停め、ぽかぽか陽気の湖岸を歩く。沖合には北からやって来たカモたちが10月初旬頃から比べるとかなり多くなっている。秋が深まっていくとカモたちの種類も数も増えていくこ…

老い坂道

素晴らしい陽射しだったので日頃の運動不足の解消をと思い、琵琶湖に流れ込む小さな川の土手道を歩く。何か拾い物があるかもとEOS5DMark2+35-350mmと一脚を持参だ。思っていた以上に足腰が弱っている。一脚を杖代わりにしてよつたりよつたり坂道を上り始める…

はるばる遠くから来たもんだ

久しぶりに和邇川河口へ行く。河口を塞ぐように伸びた砂州にチュウサギたちが小魚採りに来ているだろうかと思い出掛けたのだが、河口の駐車場には9台ほどの車がいて、鳥たちの姿は無かった。駐車した車は地元滋賀ナンバーや京都ナンバーだったが、その中に…

ジョロウグモの獲物

ジョロウグモはその生涯でどれくらい獲物をとらまえるチャンスが有るのだろうか。2階のベランダに3匹のジョロウグモが巣を掛けている。そのうちの一つの巣にはカメムシやテントウムシ等がかかっているが、他の2つの巣では獲物がかかっているのを見かけた…

モンキチョウの求愛行動か

素晴らしい陽射しの田んぼ道を歩いていて、耕作放棄地の草むらに意外なほどたくさんのモンキチョウが飛び交っているのを見る。モンキチョウの他にキタキチョウもいた。道端には翅の破れたアカタテハ、初夏の頃のキアゲハに比べるとかなり小ぶりなキアゲハも…

トビとチュウサギと

台風14号は九州などでは大きな被害をもたらせたようだが、琵琶湖西岸・比良連山山麓では幸いにも被害は全くと言っていい程無かった。台風が去った後のキジ撮りのフィールドへ出掛ける。台風でなぎ倒されることのなかった稲田の中に、アオサギやチュウサギを…

ルリタテハの幼虫

いつの頃からか階段の上り下り時には手摺を持つようになっている。2度ほど足を踏み外して転げ落ちそうになったことがあり、それ以来用心深くなっているのだ。上るときよりも下りのほうが怖い。今日も買い物に行こうと、手摺に手を添えゆっくりと階段を降り…

沈船の上のヒドリガモとカメ

暑気はまだまだ強いが風が爽やかだったので稲刈りの様子を見に行く。途中、小さな漁港に立ち寄る。沈船の上にいたヒドリガモと甲羅干し(?)しているカメを見かけただけで、漁港はひっそりとしていた。 この漁港では早朝に来ると、稚鮎、モロコ、スジエビ、…

イチジクとオオスズメバチ

朝一番、涼しいうちに畑仕事を済ませての帰り道だろう、ITOUさんが採りたてのイチジクを届けてくれた。完熟のイチジク、なんとも美味そうだ。 ITOUさんの菜園の斜面にはイチジクの木が3本枝を伸ばしている。この木で採り忘れられた実が腐り始めたりすると、…

海が見たい

最近の読書時は相当に集中していないといつの間にか半睡している。今日も読書していた昼下がりうっらうっらしていた。こんな状態の時不意に「海が見たい」そんな思いが突き上げてきた。それも夕暮れ時の海や船溜まりの隅に繋がれている廃船を見たくなってい…

赤いコンバインとチュウサギたち

草津市立図書館3Fギャラリーで開催されている二科会写真部滋賀支部展を見に行く。湖岸沿いの道を左折して間なし、赤いコンバインの稲刈りとそれに纏わり付くようにいるチュウサギたちを見つけ、路肩に余裕があることから車を停めた。 ファインダーを覗いて…

荒れ果てた菜園

早朝Aさんの菜園に行く。いろんな事情が重なって、4月初旬頃から鳥撮りにも虫撮りにも出掛けず、またブログも約5ヶ月更新せずだった。半ば以上呆け暮らしだったのだ。こんな怠惰な暮らしに終止符を打とうと思い、虫撮りを目的に出掛けてきたのだ。 季節折…

キジ撮りと老農夫

キジ撮りのフィールドは背の高い葦やガマなどが生い茂る耕作放棄地。かってはこの放棄地が6区画ほどあったが、2区画が元の田んぼに整地し直され玉ねぎ畑などになっている。キジを追いかけている老爺にとっては、フィールドが削り取られていくようで寂しい…

アオサギと青いトラクター

キジのフィールドへ出掛けたがキジ撮りは不作だった。 キジのオスの場合は相当に遠くからでも、その赤い頭部や頬、暗緑色と紫色をした首筋や胸周り、黒と茶色の肩羽、などから見つけることが出来るのだが、メスの場合は全身が黄色みのある褐色で黒い斑をつけ…

キジと赤いトラクター

赤いトラクターが田起こしの作業をしているのを見つける。その作業のすぐ近くにトビとカラスが来ているのだ。掘り起こされた土塊の中から出てくるミミズなどを狙っているようだ。面白いシーンが撮れるかもしれないと田んぼ道を急いだ。 近道をしようと畦道に…

玉ねぎ畑で

暖かい陽射しに比良連山山頂の雪も随分小さくなっている。4月の初めには消えてしまうことだろう。 暖かい昼下がりの田んぼ道を歩いたが不思議なほど鳥の姿を見掛けないのだ。常在のカラスもムクドリもそしてケリの姿も無かった。声はすれども姿は見えずのヒ…

小さな漁港にて

予約していた本が用意できましたというメールを貰っていたので久しぶりに図書館へ行く。借り出した本は、安田喜憲著「森の日本文明史」・古今書院。市の図書館に無かったので県立図書館から借り出してもらっていたのだ。 総ページ数399ページ、借り出し期間…

キジを追いかけて

スーパーセンターへ買い物に行った帰り道、ふとキジの姿を見たくなり、後部座席にカメラを積んでいたのでいつものフィールドへ寄り道する。カミサンに頼まれていた3時のおやつが買い物カゴに入っているから、フィールドで長居は出来ないのを承知で寄り道し…

シャクガの仲間だろうか

3時のおやつは越前水ようかん、カミサンと並んで素朴な味わいを楽しんでいた時、ガラス戸に鮮やかな黄色(巻込まれた口吻?)とブルーの色をした腹部の小さな虫が止まっているのを眼にする。1ショットしてから羽の模様を見に外に廻った。 撮ったヤツの名前…

ヒヨドリとシロハラを見た。

キジ撮りは今日も不作だった。風は少し冷たいが素晴らしい陽射しが降り注いでいたこともあり、琵琶湖に注ぐ小さな川沿いの道を歩く。3月の初め頃コハクチョウの一群が北へ帰ったという新聞記事を見たが、コハクチョウと同時にカモたちも北へ帰ってしまった…

トビが舞う

キジ撮りは不発だったが、耕作放棄地の近くの田んぼでトビがやって来るのを撮る。 トビ撮り後の帰り道は傾斜した細いあぜ道を近道する。綱渡りするピエロよろしくと言った感じの歩きだ。すぐ近くの田んぼの中からキジのメスが3羽けたたましく鳴声を上げて飛…

ヤツデに来たヒヨドリと野猿の来た痕跡

ヤツデの実を啄みに今朝はヒヨドリが来ていた。 メジロも2羽来ていたがヒヨドリが姿を見せるとすぐさま飛び立って行った。玄関先のシロダモの赤く熟れた実がたくさん残っていた秋の終わり頃までは、一日に何度もヒヨドリがやって来ていた。複数羽で来た時な…

揚げヒバリ

あっという間に今年も2ヶ月が過ぎてしまった。明日から3月だ、何という時間の速さなんだろうか。・・・・・一寸の光陰軽んずべからず・・・・こんな漢詩の一節を思い出している。いつの間にか八十歳も半ばの頃になってしまっているのだ。 早春の素晴らしい…

ヤツデに来たメジロ

今朝は久しぶりの素晴らしい陽光。カミサンと並んで遅い朝食をとっていた時、カミサンが「小鳥が二羽来てますよ」と声を上げる。ヤツデの木に来ているというのだ。急いでEOS7D+35-350mmを持ち出し、カミサンの指差す方向にレンズを向けるも、ガラス戸越しに…

小さな漁港にいたコサギたち

曇天の鳥撮りにはあまり芳しくない光を承知で湖岸へ行く。 今日は何故か、遥かに遠い渚近くにユリカモメらしヤツとオオバンと思える混群の遊泳を見かけるだけで、見渡す湖面に鳥の姿が見当たらないのだ。白と黒の混群は2Kmほど向こうだ。被写体に恵まれてい…

キジと農夫と

冬ざらしの田んぼにも草の芽がふきだし春の気配がし始めた。タネツケバナの小さな花の見える田んぼでカワラヒワの小集団が何かを啄んでいる。 そんな小集団が一斉に飛び立つ瞬間を狙ってファインダーを覗き続けていたが、一向に飛び立たないのだ。一脚に載せ…

トビと赤いトラクター

今日は少し遠回りしてキジ撮りのフィールドへ入る。遠くの田んぼで春耕をしている赤いトラクターを見かけ、その上空を複数のトビが回っているのを見る。作業をしている田んぼの近くにはトビの小集団がいた。 一昨日のキジの飛翔体撮りのこともあり、飛びもの…

キジが翔ぶ(2)

比良連山から時折冷たい風が吹き降りてくることもあったが、ほぼ終日穏やかな1日だった。午後3時前、キジ撮りのフィールドへ行こうか行くまいかと迷っていたが、気分転換にと出掛けた。来て好かった。キジの飛翔という待望の1枚が撮れたのだ。 遠くの田んぼ…