ツバメシジミ

「インド仏教史」(平川彰 春秋社)を読み始めるも集中力が持続しない。 気分転換にいつもの草叢に行く。 草叢の上では昨日と違って数十匹のアカトンボが舞っていたが、コンデジでは捉えきれずだった。 撮れたのはツバメシジミだけ。 トンボの群舞を撮るには…

チョウの眠り(2)

深夜近く庭の柚子の木にいたモンシロチョウのことが気になり見に出た。 夕方6時過ぎに柚子の木にモンシロチョウがいるのを見付けた時、眠りにつくチョウが見られるかもしれないと思いそのままにしておいたのだ。 想像していた姿でモンシロチョウは眠りにつ…

アサギマダラ

国東半島の沖合に浮かぶ姫島へアサギマダラを見に来た。 今朝早くはたくさんのアサギマダラが見られたとのことだったが、姫島へ到着したのが10時過ぎだったためアサギマダラの群舞は見られずだった。 見回りに来た地元の人に、明日の朝早くもう一度来なさい…

アサマイチモンジ

雨上がりの後のトベラの花に来る虫たちのことが気になって出掛ける。 まず最初に眼についたのがアサマイチモンジとコガタスズメバチ、暫くしてツマグロヒョウモン。 アサマイチモンジの飛翔を狙うが足場の良い草叢からは逆光なのだ。 光の良い南側はトベラの…

コミスジ

小さな谷間の畑への道すがらコミスジを見つけた。 雑木林の林縁を羽ばたきしては滑空する、時には滑空時にひょいと「く」の字にターンするのだ。 羽ばたきと滑空を交互に繰り返すこの翔び方は、特徴的なコミスジの飛翔のようだ。 翅を閉じているところ(翅裏…

初冬のルリタテハ

夕方外出から帰って階段を登り始めた時ルリタテハがいるのを見付ける。 ルリタテハが寒空の下まだ活動している、おっ!と思った。ほとんどの虫たちがその一生を終え姿を消したこの時季、ルリタテハが成虫で越冬することは承知していても、何故かルリタテハが…

モンシロチョウ交尾拒否行動

一夏放置されていた所為で雑草が伸び、こぼれ種のコスモスが咲き誇っていた畑に、人の手が入っているのを見かけ車を停めた。 雑草が刈られ、取り払われたコスモスが山積みされている。 畑の一部も耕され三畦程には石灰が撒かれていた。 菜園が復活され、畑の…

トゲナナフシとウラギンシジミ

ツタの這う石垣でトゲナナフシを見付けた。 日中でも陽が陰ると肌寒く感じるようになったから、陽当りの良い石垣に来ていたのだろうか。 トゲナナフシの体色は黄褐色や黒褐色だが一度だけ緑色のヤツを見たことがある。 もう随分以前だが、安土城考古博物館近…

メスを巡って

台風19号が吹き荒れた13・14日は終日ボケーッと呆け暮らしをしていた。 二日間の埋め合わせをしようと虫撮りに出る。ヤマトシジミの珍しい交接行動を見た。 一組のヤマトシジミのカップルを巡って複数のチョウが絡み合っていたのだ。最初は一頭のチョウがカ…

アサギマダラ

絶好の虫撮り日和、アサギマダラを撮りに遠出する。 目的地は嵯峨水尾(京都市右京区)、柚子の里として知られている山間の集落だ。 JR保津峡駅からは自治会のバス、集落までの曲がりくねった細い山道に肝を冷やす。 自分が運転していればさほどにも思わない…

カラスアゲハ

絶好の虫撮り日和だ、JR湖西線蓬莱駅近くの棚田へ彼岸花を見に行く。 棚田は獣除けの電気柵で囲われていて土手に咲く彼岸花に近ずけない。 以前(2年前)はところどころに未整備な箇所があり、其処から稲刈り後の棚田に入ることも出来たが、今では完全に整…

ヒメアカタテハ

「たかしま発酵食文化カレッジ」(主催:高島市産業連携推進協議会)の開校される日だ。 開校記念の講演会が午後2時からだったので、会場への道すがら比良山麓の棚田でトンボ撮りをしようと早めに家を出る。 目的の棚田への道が一部陥没していて通行不能、…

コミスジ

雑木林の一角にクズで覆われた斜面がある。 五年ほど前までは熊笹が生い茂っていたが、今では分厚くクズが覆い被さっている。 このクズの斜面で最近よくコミスジやウラギンシジミを見掛けるようになった。 コミスジなどは日によっては7・8頭見掛け、コミスジ…

アオスジアゲハ

散歩の途次、放棄された畑にニラの花が咲いているのを見つけ、夏草の茂る斜面を登る。 急斜面とはいえたかだか5m程の斜面なのに一息で登れないのだ。 何度も滑り落ちそうになリながら登ってみると、畑の一角は思いもかけぬ白いニラの花畑だった。 アオスジ…

アゲハの飛翔

午後から虫撮りのフィールドの一つにしている菜園に出掛ける。 老婦が一人で熱心に野菜作りをしていた菜園に入らせてもらっていたのだ。 菜園の周りにはいろんな草花も植えられており、虫撮りには格好の場所だった。 それが2年ほど前から菜園の半分以上が草…

眠りにつくアゲハ

午後5時前、外出から帰った玄関先でタカサゴユリに泊まっているアゲハを見る。 小雨がぱらついているにも関わらず翅を開いたり閉じたりしているのだ。 小雨の降る中でチョウを撮ったことは何度もあるが、その時は決まって翅を閉じていた。アゲハが翅を開いた…

ウラナミシジミ

草叢でウラナミシジミを見た。 ベニシジミ、ヤマトシジミ、キリギリス、今年の初めてのアキアカネ10数匹の群飛も見た。 それにシオヤアブが薄緑色の幼虫を咥えているのを見かけ追いかけたが撮れずだ。 梅雨の晴れ間は明日の日曜日だけ、来週は一週間雨模様の…

ジャノメチョウ

草叢でジャノメチョウを見付け追いかける。 近づくと、背の高い草の間をすり抜けるように巧みに翔び、止まる時は草陰に身を隠すように止まる。空き地の中を追いかけ回すが、間合いを計ったように飛び立たれてシャッターチャンスがないのだ。「今日の獲物は何…

アオスジアゲハ

大阪管区気象台は4日、近畿地方が梅雨入りしたとみられると発表した。 昨夜午後8時過ぎに外出しようと玄関を出た時、玄関の庇にアオスジアゲハがいるのを見付ける。 夕方からポツリポツリし始めていたから、雨を避けるために庇の下に来たのだろうか。今期は…

ルリタテハ

Nさん宅の庭のエゴノキの高みに褐色のチョウがいるのを見付ける。 ルリタテハだ。 全身をフレームに収めようとすると、カメラを持った手を伸ばし、つま先立たねばならない。 幸いにも今日はバリアングルが可能なEX-10を持出していた。 塀越しに他所さまの庭…

イチモンジチョウ

小さな谷間の畑でイチモンジチョウを見付け追いかける。 お茶の木の上にいるのに狙いを付けて近づくが、思いの距離まで近づけないのだ。 まるで間合いを図っているようにある距離まで近づくと飛び立っていく。追いかけるのを諦めて一休みしていると近くのク…

モンキアゲハ

昨日の続きで、小さな谷間の夏ミカンの花に来るチョウを撮りに行く。 夏ミカンの木にはナガサキアゲハやナミアゲハ、それにモンキアゲハもいた。 しかし、今日は何故か吸蜜する時間が非常に短く、それに2・3度花に止まると直ぐに飛び去っていくのだ。 飛び去…

ナガサキアゲハ

午前9時前PUKUさんとの散歩で小さな谷間の畑へ行く。 畑の斜面にある夏ミカンの木では花が満開の時季を迎えていた。 ナガサキアゲハが吸蜜に来ている、それも4頭もだ。 夏ミカンの花が咲いていることを予測していれば、70−300望遠ズームも180mmマクロも用…

ツマグロヒョウモン

曇のち雨、雨の日は集中的に読書することと書斎の片付けが専らだが、今日は呆けていた。 呆けてばかりではと、EX-10のパスト連写の練習を兼ねて撮っていたデータを整理にかかる。 昨日のクマンバチやツマグロヒョウモン、ツバメシジミ等など、約800枚ほど撮…

眠りにつく蝶たち

遅い夕方の散歩で草叢に入った時ベニシジミやヤマトシジミ、モンシロチョウを見かけたが、いずれも草花にぶら下がる格好で止っていた。 陽が陰り始め気温も日中に比べかなり下がっている状況だ。 こんな状況だから蝶たちは活動を停止し、眠るにつこうとして…

キタキチョウ

谷間の畑の南斜面でキタキチョウを見た。 半月近くチョウの姿を見ていなかったのでおおっ!という感じで嬉しくなる。 虫撮りのフィールドへ出掛けていればまだまだ虫の姿も見られただろうが、写真仲間とコスモス畑へ行った10月19日以降は虫撮りに出掛けずだ…

ツマグロヒョウモン

陽当りの良い場所で今日はいろんな虫たちを見た。 ツマグロヒョウモン、キチョウ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ、コノシメトンボ。 草叢では季節外れのタカサゴユリを見付け、その直ぐ側でイナゴの幼体らしきものも見た。 暖かくて穏やかな一日、虫を撮る…

アオスジコハナバチ

随分久しぶりにPUKUさんと朝の散歩に出掛けた。 散歩の道すがら思いもよらぬ沢山の虫たちに出会い、嬉しくなっていた。 その一つが、空き地のヤマハギの上で吸蜜しているアオスジコハナバチを見付けたことだ。 長い間虫撮りをしているが、腹部の黒地にエメラ…

ツマグロヒョウモン

龍大瀬田キャンパスで今日から「シルクロード仏教史料を読む(1)法顕伝・講読」の講座が始まる。講師は山田明爾龍大名誉教授。 講義が楽しみで遠足の日の小学生のようにワクワクしている。 それに構内の雑木林に潜り込めることが気持ちを一層高揚させるの…

ダイミョウセセリ

今日も虫撮りに行く予定だったが、昨夜の読書が祟って寝坊し中止だ。 そんな老兵を慰めてくれるように、新聞を取りに出た玄関先にダイミョウセセリが来ていた。 (1)黒褐色の翅、前翅には白斑があり、後翅には太くて白い帯模様が見られる。 この黒地に白い…