ルリタテハ

Nさん宅の庭のエゴノキの高みに褐色のチョウがいるのを見付ける。

ルリタテハだ。
全身をフレームに収めようとすると、カメラを持った手を伸ばし、つま先立たねばならない。
幸いにも今日はバリアングルが可能なEX-10を持出していた。
塀越しに他所さまの庭を覗きこむような格好だ、通りすがりの人が見たら不審者に見られるだろうと思いながらも、目一杯手を伸ばしつま先立つという不安定な姿勢で急いで撮った。

散歩の折の遠出で時々昔からの在所の集落に行くことがあり、いろんな虫を見付けては垣根越しに撮ったり、つい庭先に入り込むことがある。
そんな時人に出会うと誰何される前に、素早くこちらから挨拶の言葉を掛けることにしている。

こんにちは、変わった虫がいたものですから、つい夢中になっていて。
ボケ防止のために虫の写真を撮っているんですよ。・・・・ etc。
80歳近い爺さんが虫撮りですか、みたいな眼で見られることはあるが、挨拶をすると不審がられたり睨みつけられることはまず無い。
時には親切に、何処其処の〇〇の木が花盛りで黒い蝶がたくさん来ているよ、などと教えてくれることもあった。


早朝の湖上に稚鮎とりの漁船が来ていた。

おいさで漁で稚鮎採りをしている光景を見たいのだが、どこの浜へ行けば見られるのだろうか。