ダイミョウセセリ

今日も虫撮りに行く予定だったが、昨夜の読書が祟って寝坊し中止だ。
そんな老兵を慰めてくれるように、新聞を取りに出た玄関先にダイミョウセセリが来ていた。
 (1)

黒褐色の翅、前翅には白斑があり、後翅には太くて白い帯模様が見られる。
この黒地に白い紋から武士の紋付き袴姿を連想して、ダイミョウセセリと名付けられたという説もあるようだ。

確かに写真(1)を見ていると、前方を睨みつけるようにして胸を張っている姿は凛としていてまさしく武士のように感じた。

 *(注)後翅には地域により変異があり、中部地方以東では無紋とのこと。

翅を開いて止まるのを常態としているようだが、今朝、玄関先で見ていた限りでは開翅して止まることはなかった。
それともう一つ エッと思ったのはその飛ぶスピードだった。
黒いものが目の前をビューンという感じで飛ぶのだ、驚きだった。

触覚の先端が白と黒のツートンになっているも初めて知った。