昨日の続きで、小さな谷間の夏ミカンの花に来るチョウを撮りに行く。
夏ミカンの木にはナガサキアゲハやナミアゲハ、それにモンキアゲハもいた。
しかし、今日は何故か吸蜜する時間が非常に短く、それに2・3度花に止まると直ぐに飛び去っていくのだ。
飛び去ってしまうと暫く帰ってこない。
真夏並みの炎天下でチョウがやって来るのを待つこと暫し。
老兵にはこの待ち時間が苦痛になっていた。
ミカンの花に来たチョウに焦点を合わせておき飛び立つ瞬間の飛翔を狙ったが、結果は今日もゴミ箱行きの山、チョウに翻弄されていた。
帰り道、木陰で一休みしていて、ヨコヅナサシガメがウスバツバメガの幼虫に口吻を突き刺しているのを見付けた。
桜の木などでこの幼虫をよく見かける。
6月の終わり頃には葉を丸めて中に入り前蛹になって夏を過ごし、秋になると繭を作り10月初旬頃に羽化するようだ。
Webで成虫の写真を探して見ていて、本物のウスバツバメガを撮りたくなっていた。
いつだったか、びわ湖バレイの駐車場の桜の木でこの幼虫の集団を見たことがある。
時季になれば出掛けなくては。