ツマグロヒョウモン

龍大瀬田キャンパスで今日から「シルクロード仏教史料を読む(1)法顕伝・講読」の講座が始まる。講師は山田明爾龍大名誉教授。
講義が楽しみで遠足の日の小学生のようにワクワクしている。
それに構内の雑木林に潜り込めることが気持ちを一層高揚させるのだ。

構内のアペリアの花で、ツマグロヒョウモンナミアゲハ、ホウジャク、クマバチ、イチモンジセセリヤマトシジミなどを見かける。
講座開始の時間を気にしながらファインダーを覗いていた。

アベリアの甘い花の香りが遠くなっている、それにホウジャクの吸蜜時のホバリングを狙うが追い切れないのだ。
気にするまいと思いながらも感覚の劣化が気になっていた。
歳相応にいろんなものが劣化していくから良いのであって、劣化しなければ化け物ですよ。
自問していた。