朝の涼しいうちにと思い、耕作放棄地の点在するキジのフィールドへ行く。
小一時間田んぼ道を歩いたが、僅かにアオサギ、トビ、カモの仲間を見かけただけだ。田植えの頃の鳥たちの賑わいは全くなかった。キジもこの背の高い草むらにいるのだろうが見つけ出すのは容易ではない。フィールドを出た後、川沿いの道を歩く。
ヤブガラシに今日はアオスジアゲハが来ていた。
アオスジアゲハを追いかけていて、ヤブガラシのあちこちで採餌活動をしているアシナガバチが多いことに驚く。アシナガバチはキアシナガバチのようだ、点々といるのだ。ヤブガラシの熟れた実を齧っているようだがこれも蜜集めの一貫だろうか。
アシナガバチのいた土手下の菜園にセスジスズメがいるのを見つける。ヤツは菜園の獣除けの柵の中にいるのだ。最初は土手の上から75-300mmズームで撮っていたが、アップした貌が欲しくて100mmマクロを片手に持ち急斜面を滑り降りた。
思いのものは撮れたが、行きはよいよい帰りは怖いそんな状況になってしまう。急斜面のため登り切れず何度も滑り落ちるのだ。僅かな距離を上るのにひと汗かいた。
蒸し暑い一日だが好日としよう。