モンクロシャチホコとゴマダラカミキリ

久しぶりにITOU昆虫園と名付けているITOUさんの菜園へ行くつもりで玄関を出たが、午前9時過ぎの陽光は灼熱の感じで肌を刺す、菜園までの距離と日陰の有無を思い浮かべ、菜園へ行くのを断念した。

今日の「一日一虫」は叶わずかと思っていたが、庭の柚子の木でモンクロシャチホコゴマダラカミキリを見つけたことでなんとか課題達成だ。

ゴマダラカミキリはかなり早いスピードで柚子の木の上を動き回る。
鋭い棘に気を配りながら柚子の葉の中に100mmマクロを差し入れる、2度ほど肩先をチクリとやられた。



階段に横たわっていた羽化に失敗したアブラゼミが、昼過ぎ見た時、跡形も無く消えていた。
アブラゼミに群がっていたシワアリの集団も周辺では全く見当たらない。
アブラゼミを起点にして石垣の上に延びていたアリの行列も消えているのだ。
気になって階段も階段下の道路際も注意して探したが、アブラゼミの姿もアリの姿も見当たらなかった。
羽化に失敗したアブラゼミはまる一昼夜で完全に喰い付くされたのだろうか。
いったい何処に消えたのだろう。