庭の柚子の木でミドリグンバイウンカを見掛けた。
透明な翅、黄緑色の体に水色の縞模様、体長５mmほどのきれいなウンカだ。
我が国で見られるウンカの仲間は約100種ほどのようだ。
これまでウンカの仲間を撮影対象としてこなかったが、少し注意して観察してみよう。
アカハネナガウンカなど美形のウンカもたくさんいる。面白そうだ。
ウンカの中には中国大陸から下層ジェット気流に乗って毎年6月下旬〜7月中旬に飛来するヤツがいるという。
イネの大敵、トビイロウンカ、セジロウンカ、ヒメトビウンカだ。
ウンカの防除などが遅れ、トビイロウンカ等にやられるとイネは枯死状態になり、イネの稔実は極端に悪くなる。収穫しても品質が悪く商品にならないのだ。
庭先にウンカやヨコバイの仲間が何種類くらい来るか、楽しみだ。
それに柚子の木にはハエトリグモもやって来る、ウンカを掴まえているところを見たいものだ。
