2019-01-01から1年間の記事一覧

何という蛾だろうか

外出から帰った時、ペットボトルを切断して加工した入れ物に大きな蛾が入っているのを見つける。ご近所のMさんがわざわざ届けてくれたのだ。私が虫撮りをしていることを承知されているから、珍しい虫を見つけたりすると届けてくれるのだ。 何という蛾だろう…

アオスジアゲハの飛来

読書の眼休めにと思い、セイヨウニンジンボクの花にチョウたちが来ていることを期待してITOUさんの菜園へ行く。梅雨の晴れ間の昼下がり、セイヨウニンジンボクの花には、アゲハ、クマバチ、オオスカシバ、アシナガバチ、アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモン…

ジャノメチョウ

2ヶ月に一度の定期健診に行った折、駐車した山際の駐車場の一角でミントの花に来ているジャノメチョウを見つけコンデジを引っ張り出した。 病院には広い駐車場があるが、虫たちを見ることの多い山際の駐車場(駐車場のフエンスの向こうは雑木林)に車を乗り…

アオスジアゲハとセスジスズメ

朝の涼しいうちにと思い、耕作放棄地の点在するキジのフィールドへ行く。 小一時間田んぼ道を歩いたが、僅かにアオサギ、トビ、カモの仲間を見かけただけだ。田植えの頃の鳥たちの賑わいは全くなかった。キジもこの背の高い草むらにいるのだろうが見つけ出す…

スターゲイザー

庭先で赤いユリの仲間が一輪、今朝花開いた。コヤツは出所不明の不思議な花なのだ。この花の球根を庭先に埋めたという記憶はカミサンには無いという。私にも球根を何処かで手に入れたという記憶は無い。いつの頃からか時季になるとヤツデの葉の茂みの下から…

アゲハの飛翔

琵琶湖から遡上してくる若鮎を狙ってコサギたちが捕食に来る場所がある。今朝早く其処へ行ってみたがコサギたちの代わりに先客がいた。若鮎を狙った釣り人だ。僅かな区間に5人ほど竿を出していた。竿の動きを見ているとけっこう釣れているようだった。 鳥撮…

ITOU昆虫園にて

やぶ蚊の襲来に備えて虫よけスプレーを丹念に施しITOUさんの菜園へ行く。 ヤマトシジミ、ヒメウラジャノメ、セマダラコガネ、シモフリクチブトカメムシ、アカタテハを撮る。 ヤマトシジミはこれまで見かけたことのない小さな個体だった。 そのほか見かけたの…

クマバチ

梅雨の晴れ間の昼下がりITOUさんの菜園へ行く。セイヨウニンジンボクの花に来ているだろう虫たちのことが気になって出掛けたのだ。菜園に足を踏み入れる間無し首筋や両の腕を小さな蚊に襲われる。迂闊にも虫よけスプレーをするのを忘れていたのだ。それに少…

コクワガタ(メス)

6月の初め頃、玄関先でコクワガタのオスを見たが、今日は門扉の横の塀の上を這っているコクワガタのメスを見た。 このコクワガタのメスによく似た赤い甲虫・ヒラズゲンセイの事を京都新聞デジタル版で昨夜見ていたこともあり、ファインダーを覗き込みながら…

カタツムリ

朝早くセグロアシナガバチの巣を覗きに行った折、柚子の木にいるカタツムリを偶然にも見つけた。柚子の木の高いところにいるのだ、しかも葉の上だ。どんな経路を辿ってここまでやって来たのだろうか。何とも不可解に思えてしばらく眺めていた。カタツムリは…

ITOU昆虫園にて

ITOUさんの菜園はITOU昆虫園と名付けているほど虫たちの数が多く、遠方まで虫撮りに出掛けることが少なくなった老躯には格好の場所なのだが、今朝の菜園はいつになく虫の姿がなかった。見かけたのは、ツマグロヒョウモン、ムシヒキアブ、マメコガネ、それと…

セイヨウニンジンボクとアゲハ

ITOUさんの菜園に隣接したUさんの庭の一角に大きなセイヨウニンジンボクがある。この木に待ち続けていた花が咲き始めた。薄紫色のこの花には、アゲハの仲間やホシホウジャク、アシナガバチやミツバチ、ハナアブの仲間など、いろんな虫たちが吸蜜に来る。そん…

老体無惨

早朝キジのフィールドへ行くつもりで起き出したものの歩くのに難儀する。昨日「祇園祭令図巻」を見た後歩き回った所為か、左腰や両ふくらはぎがおおっ!いうほど痛いのだ。歩き回ったと言ってもたかだか6km弱、しかものんびりした歩き方なのにこれ程痛みを覚…

「祇園祭礼図巻」を観に

横山崋山展を観に京都文化博物館まで出掛ける。主たる目的は崋山の晩年の大作と言われる「祇園祭礼図巻」(30mを越える絵巻物)を観ることだった。巡行する山鉾や細かく描かれた人の動きが面白くて、ひとこまずつ丹念に覗き込んでいた。 京都文化博物館を出…

セグロアシナガバチの巣

庭のセグロアシナガバチの巣では巣房の数が随分増えている。今朝も覗き込んでみると幼虫のためにエサ取りに出掛けず巣に残ったヤツは巣の増設に余念がないという感じだった。 巣の材料は齧りとった樹皮(靭皮繊維)と自分の唾液を混ぜ合わせたもの。これを口…

オオシロモンサルゾウムシとナガメの交尾体

図書館から帰った後ITOUさんの菜園へ行く。少し様子が変わっていた。菜園の周囲に拡がるタラ、イチジク、タニウツギ、桜などの枝の一部が切り払われているのだ。驚いたことがもう一つあった。イチジクの大きな実が10数個もぎ取られて捨てられているのだ、何…

ゾウムシの仲間

Aさんの菜園へ入る階段下の道路際でゾウムシの仲間を見つけ持ち帰った。 コヤツの名前を調べるためにWebの図鑑をいくつか丹念に見て廻ったが同定できずだ。何という名前なのだろうか、何という名前なのだろうかと、料理当番の日の仕事をしながらも名前の分か…

ゴマダラカミキリ跳び立つ・2

読書(「古代インドの思想=自然、文明、宗教」山下博司著)が一段落した後の眼休めにと思い、梅雨の晴れ間の昼過ぎITOUさんの菜園へ行く。 イチジクの葉の上にいたゴマダラカミキリを撮る。 イチジクの葉の上を動き廻って2度ほど翔び立つシーンを見せてくれ…

セグロアシナガバチの巣に変化あり・3

陽射しが強くなり始めると雨上がりの庭先では、むっとした温気が立ち上がってくる。肌にまとわりつくような湿った暑さが何とも気持ちが悪い。そんな中セグロアシナガバチの巣を覗きに出た。セグロアシナガバチの巣に大きな変化があった。数えてみるに10匹の…

ナナホシテントウの捕食

近畿地方も梅雨入りしたようだ。雨の降り出す前にと思い午前8時過ぎいつもの草むらへ行く。背の高いススキや セイタカアワダチソウをかき分けていて、セイタカアワダチソウにいるアブラムシのコロニーでナナホシテントウが捕食しているのを見つけた。 コロニ…

樹液を舐めるセグロアシナガバチ

ITOUさんの菜園では、野菜畑を取り囲むようにして10数種類の樹木が植えられている。その木のうち名前の分かるものはイチジク、柿、挿し木で随分数の増えたタラ、ランタナ、桜、タニウツギ、カエデ、ハナズオウなど。他の木々の名前は全く判らない。 そんな木…

ITOU昆虫園にて

陽射しが厳しくなる前にと思い9時過ぎITOUさんの菜園へ行く。昨日オニユリの葉の上で見たゴマダラカミキリのことから、イチジクの木にキボシカミキリが出現していないだろうかと思い出掛けたのだ。足元に拡がるカボチャやウリの蔓に注意しながら、丹念にイチ…

ゴマダラカミキリ翔び立つ

セグロアシナガバチの様子を見に行った時、柚子の木の下のオニユリにゴマダラカミキリがいるのを見つける。 ゴマダラカミキリを見るのは今季は初めてだ。これも虫撮りの行動範囲が狭くなっている所為だろう。小さな谷間の段々畑などへ出掛ける回数も随分少な…

セグロアシナガバチの巣に変化あり・2

今日もセグロアシナガバチの巣に変化が見られた。昨日昼過ぎに見た時は女王蜂と働きバチ2匹だったのが、今朝10時過ぎに覗きに行くと、働きバチが4匹になっているのだ。 新たに2匹が羽化してきたのだ。 働きバチが4匹にもなると女王蜂は、巣作りの材料や幼虫…

セグロアシナガバチの巣に変化あり

土曜朝市ということもあって、カミサンはダイコン、ニンジン、ジャガイモ、キャベツなどと買い求めていたからおいおいと思うほど重たいのだ。その重い荷物を運び上げるのに階段の途中で一休みする、玄関までの16段ほどの階段を一気に上がれないのだ。そんな…

羊頭狗肉

山科の笠原寺で面白そうな講座 ”「釈迦の生きたインド 仏教を生んだ古代インドの宗教的土壌」講師・天野恭子京都大学人文科学研究所 特定准教授” が開かれることを知り湖西道路をブッ飛ばし行ってきた。会場は笠原寺の本堂、ほぼ満席の人だった。 「仏教を生…

キリギリスの若齢幼体

ブロックの穴で営巣活動をしているセグロアシナガバチのことが気になり覗きに出た時、草の葉の上にいるキリギリスの若齢幼体(♀)を見つける。 キリギリスは大きく分けてヒガシキリギリス(青森県~岡山県)とニシキリギリス(近畿地方~九州地方)の2種に分…

キイロホソガガンボの交尾体

久しぶりにITOUさんの菜園へ行く。ここはITOU昆虫園と名付けているほどの格好の虫撮りの場所なのだが、出掛けたのが午後遅くからということもあってか、虫たちの姿は見つけられずだった。僅かに見たのは、椿の葉の上にいたキイロホソガガンボ(交尾体)とハ…

ヒバリ

田んぼ道を歩いていて妙に人慣れしたようなヒバリに出会つた。1ショットしてはそろりと近づく、そんな接近の仕方だったが3mほどの至近距離になっても飛び立たなかったのだ。驚きだった。 飛び立ったのは数呼吸してからだ。それもすぐ近くの草むらへだった。…

6月のキジ

早朝、キジのフィールドへ行く。 昨夜は遅くまで「薔薇の名前」を読んでいたが4時間も寝ればいいだろうと5時半にアラームをセットしておいたのだ。「薔薇の名前」上巻は読み終えた。 5月初旬頃に田植えされた早苗は随分大きくなっている。稲田の若緑が朝陽に…