早朝キジのフィールドへ行くつもりで起き出したものの歩くのに難儀する。昨日「祇園祭令図巻」を見た後歩き回った所為か、左腰や両ふくらはぎがおおっ!いうほど痛いのだ。歩き回ったと言ってもたかだか6km弱、しかものんびりした歩き方なのにこれ程痛みを覚えるとは、老体無惨だ。
長刀鉾町では会所の二階で演じられる稚児の舞い「太平の舞い」を人混みに揉まれながらコンデジを差し上げての1ショット。
京都へ来ると必ず覗き込む人形店・田中彌で1ショット。
高瀬川沿いを歩いて地下鉄市役所前駅へ、東山駅で降りて白川沿いをぶらぶら歩きながら美術館へ向う。
琵琶湖疎水から白川が分岐するこの付近では、昭和30年代には川が堰き止められ児童プールが開設されたという。その名残が堰跡として現在も残っている。
昭和40年頃になると水質が悪化してプールは閉鎖されたとのこと。現在の水質は如何なのだろうか、裸足になって川に入ってみたいという誘惑に駆られるほど澄んだ水が流れているのだが。膝を着くようにして川面を覗き込んでいるとハヤの稚魚だろうか小魚の小さな群れを見付ける。
帰りも同じ道を歩いたがこの頃から左腰の痛みが激しくなる、人通りの少ないことを幸いにとぼとぼ歩く、老体無惨、老いを噛みしめていた。休憩がてらの遅い昼食は白川沿いのお蕎麦屋さん三味洪庵、天せいろ蕎麦にした、美味かった。
今日のセグロアシナガバチ