朝早くセグロアシナガバチの巣を覗きに行った折、柚子の木にいるカタツムリを偶然にも見つけた。柚子の木の高いところにいるのだ、しかも葉の上だ。どんな経路を辿ってここまでやって来たのだろうか。何とも不可解に思えてしばらく眺めていた。カタツムリはナミマイマイのように思える。
ナミマイマイは主として滋賀県から兵庫県にかけての近畿地方に生息すると言われている。もともと生息域が狭く個体数の少ない種だ。京都府では要注目種に指定されている。
昼過ぎ再び見に行った時には柚子の葉の上にはいなかった。気になっていたから丹念に柚子の木の間を探したが姿は見当たらずだった。何処に姿を隠しているのだろうか。
昼下がりのセグロアシナガバチの巣にいたのは、女王蜂と働きバチ3匹、他の働きバチは採餌に出掛けているようだ。
ナミマイマイを探した後ITOU昆虫園へアゲハの飛翔を撮りに行く。
ツマグロヒョウモンも吸蜜に来ていた。かなりねばったが飛翔体は思うように撮れずだった。
今日は料理当番の日、チキンライスとオムレツそれとトマトの冷製スープ。何とか呆け暮らしをせずに済みそうだ。