土曜朝市ということもあって、カミサンはダイコン、ニンジン、ジャガイモ、キャベツなどと買い求めていたからおいおいと思うほど重たいのだ。その重い荷物を運び上げるのに階段の途中で一休みする、玄関までの16段ほどの階段を一気に上がれないのだ。そんな時セグロアシナガバチの営巣活動のことが一瞬頭をよぎる。荷物を玄関先に置くのもそこそこに巣を覗きに行った。おっ！と思う変化があった。巣の上にハチが2匹いる、待望の第一陣の羽化があったのだ。カメラを取りに書斎に駆け上がった。
第一陣の羽化は1匹だけかと思いながらファインダーをを覗き込んでいると、耳元をかすめるようにしてハチが1匹巣に帰ってきた。
帰巣する後続がまだいるかもしれないと小半時待っていたが、帰ってくるヤツはいなかった。第一陣の羽化はこの2匹のようだ。巣の一番上の巣房には産み付けられた卵も見られる。これから先、ある間隔をおいて次々と巣立って来ることだろう、どんな状況になるのか楽しみだ。
幼虫に与える肉団子の運び込みは当然のことながら、巣房を増設するための材料も持ち帰るに違いない。そんな様子も撮らねば。明日から楽しみの時間が増える、呆け暮らしをせずに済みそうだ。
今日は料理当番の日、エビとそら豆のかき揚げ、レンコンと焼きちくわの煮物、ざるそば。カミサンがダイコンを買っていたのにおろし大根を作るのを忘れていた。
