田んぼ道を歩いていて妙に人慣れしたようなヒバリに出会つた。1ショットしてはそろりと近づく、そんな接近の仕方だったが3mほどの至近距離になっても飛び立たなかったのだ。驚きだった。
飛び立ったのは数呼吸してからだ。それもすぐ近くの草むらへだった。
空の高みではあちこちでヒバリの囀りがする。数撃ちゃ当る式に天空のヤツを狙う。
どうしても見えぬ雲雀が鳴いており 山口青邨
ファインダに捉えきれずや落雲雀 風来坊
空の高みで囀っていたヒバリが啼き止むと同時に急降下してくる、そんなヒバリの姿を追いきれればボケ防止に役立つに違いないのだが。