湖岸を歩く

書斎のカーテンを開けた時、早朝の眼下の湖面に一隻の漁船がいるのを目撃する。
舟の様子から見て、稚鮎とりの舟のように思える。

舟のスピードからして、一仕事終え帰途についているようだ、帰港先は堅田漁港だろうか。
今年の春先は、アユの稚魚(ヒウオ)琵琶湖沿岸部で激減 漁業者懸念 などというニュースが報じられたりしたが、鮎の数は回復してきているのだろうか。

稚鮎とりの舟を見たこともあって湖岸を歩いてみようと思いたち出掛ける。
長いヤツを持って出たが鳥撮りの収穫はなし。
鳥撮りの収穫がないと長いヤツの重さが相当の負担になる。

湖岸沿いの菜園の一角で面白い光景を見る。
イカの苗にビニールの雨傘をたてかけているのだ、透明な雨傘はどんな効果を持つのだろか。

見渡す限りの湖面に鳥の姿はなし、湖岸のアシ陰でオオバン一羽、カイツブリ一羽見たのみ。
民家の庭先のスズメを1ショット。

次回早朝の湖岸を歩く時は、17-70mmや70-300mmなど軽いヤツだ、スナップ主体で来てみよう。
湖岸沿いでは、アジサイ、落ち梅、栗の花、チガヤの白い穂などが面白い。
パン屑なども持参してあのビニール傘の下にスズメを呼び寄せてみるか。