イタチ

耕作放棄田が点在する田圃の中に、ガマが群生している放棄地が一区画ある。


このガマの群生地と隣接する草叢でよくキジ・♂を見掛けるのだ、11日(日曜日)の朝はキジの雛も見掛けて1ショットしている。
今朝もガマの茂みから頭を出しているキジを見付ける。

キジの一家がいることを期待し田圃2区画分大回りして近づく。
雛3羽とメスを視認したがあっという間に草叢に姿を消す、ファインダーを覗く暇もなかった。
子育て中ということもあってか、6月に入って以来キジ達はオスも含めて人の動きに非常に敏感に反応するように思われる。

雛たちが草叢から出てくるのを願って小1時間待っていたが、再び姿を見せ ることはなかった。
炎天下で雛たちを待つ、我ながら辛抱強くなったと思う、虫撮りの時にはなかった待ち時間だ。

思うものは撮れなかったが、重いヤツを担いでの帰り道、草原を横切ってくるイタチを見る。


住宅地でもイタチを目撃することは何度もあったが、間近に見るのは初めてだった。
野猿を撮って以来の動物撮り、鳥撮りの収穫がなかっただけに嬉しくなっていた。
老躯にこれから先どんな動物が撮れるだろうか。
特別な邂逅がない限り獣撮りは至難だろうな。
イタチがいたのはキジの雛がいた場所から水田1区画も離れていない場所、雛のことが気になっている。