2016-01-01から1年間の記事一覧
雨上がりのブロック擁壁にキセルガイがいるのを見付ける。 いろんな所でよく見かけることもあり、これまで気に留めることもなかったが、今回ばかりは違った、思わずコンデジを取り出す。 それというのも沢山のキセルガイが擁壁にくっいているのだ。 よく見る…
大谷大で ”「平家都落」の道” 講師・池田敬子大谷大教授の講座のある日だ、それに京都へ出るのは2ヶ月ぶりということもあり、早めに家を出て幾つか写真ギャラリーを廻ることにした。ギャラリー古都で開催中の京都光画道場展を見ていて、横っ面をガッンとぶ…
杉林の木漏れ日が射す笹の葉の上にクロアリらしきものがいるのを見付ける。 この時季にクロアリがと思いカメラを取り出し近づくとひょいと葉裏に隠れるのだ、遠目にはクロアリのようだがアリの動きではない。 笹の葉裏を持ち上げるとまた反対側へ廻り込むの…
夕方の散歩の折、棚田の南斜面で意外なほど沢山のヤマトシジミを見る。 正確には数えなかったが20頭近くいただろうか、しかもその大半がオス・メス連添う交尾体なのだ。 虫撮りの時には毎回のようにヤマトシジミを見掛けるが、一度にこれほど沢山のシジミチ…
午後から雨、そんな予報だったので雨の来ぬ前に庭の掃除とばかりに草むしりをしていてイトトンボを見付ける、アオイトトンボだろうか。 アオイトトンボは寒さに強いと言われ成虫で越冬するものもいるようだ。 晩秋のイトトンボ、寒くなり始めたこの時季のト…
鳥撮りに湖北まで出掛けたが全くの不作、琵琶湖一周のドライブになった。 PCに落とし込んだのは150枚ほどだったが、数枚だけ残して全てゴミ箱に放り込む。 湖北遠征の疲れと徒労感から、夕食もそこそこに炬燵に潜り込み眠り込んでしまった。 カミサンに起こ…
比良山系山麓の集落の中でも相当に古い集落の一つだと聞いたことがある栗原の在所へ行く。 今日は不思議と鳥を見掛けぬ日だった、鳴き声も聞かずだ。 見掛けたのは空の高みで円を描いて舞っているトビ2羽のみ。この在所へ来たのは随分久しぶりだったので集…
小春日和の陽気に誘われて比良山系の南端権現山の麓の雑木林へ行く。 ここでも棚田を取り囲んで獣除けの柵が張り巡らされている所為で、昔のように簡単に雑木林に入ることが出来ないのだ、目的の場所まで随分と遠回りする。モズとジョウビタキ(メス)を撮る…
比良山系(武奈岳)は初冠雪とのニュースを見たが、カメラを持出して遠征することもなかった。 寒さに負けて書斎に閉じこもっていた。昨年の鳥撮りのファイルからダイサギたちの捕食のシーンを切り出す。 老いが一段と進んでいるようで、寒さの中鳥撮りに出…
冷たい雨が降ったり止んだり何とも憂鬱な一日だった。 こんな日は読書も捗らずだったが、「サピエンス全史ー文明の構造と人類の幸福」ユウァル・ノア・ハラリ著 柴田裕之訳も残すところ数ペイジになった。 読書中気になった言葉や歴史的事象等を今回は幾つも…
小さな公園の一角、風の当たらない陽溜まりに座り込んで呆けていた。 こんな時間は本格的な寒さが来る前の小春日和が与えてくれる楽しみの一つだ。 陽溜まりの石の上にはショウリョウバッタやアシナガバチが暖を求めるようにやって来ていた。 近くの竹の柵で…
ガソリンスタンドでガソリンを入れ洗車を依頼した後、時間つぶしに近くの田圃へ鳥探しに行く。 幸先よく田圃道に足を踏み入れてすぐにケリが翔び立つのを目撃する。 5羽ほどのケリの小集団だ。 耕作放棄された田圃の向う3区画ほど先に舞い降りたのを確認し…
コハクチョウを見に松ノ木内湖まで出掛けるが見当たらずだった。 コハクチョウの飛来のことが知りたくて、湖辺の菜園で畑仕事をしている老爺に声を掛けてみる。 老爺は仕事の手を止め、コハクチョウについて手振り混じりで、愛想よく答えてくれたが、聞きと…
鳥撮りのポイントの一つにしている和邇川河口へ行ってみた。 期待のコサギやカモの群れは全く見当たらずだった。 10名ほどの釣り人が河口の砂州や湖中に立っていた所為だろう。 駐車場には愛媛ナンバーのほか三重、奈良、和歌山、京都、尾張小牧などの県外ナ…
寒くなり始めるとここ数年決まって腰痛が酷くなり出す。 今日も夕方、虫探しで少し長距離を歩いた所為か、帰りの坂道で左腰に痛みを感じていた。 虫探しや鳥撮りに出掛ける時は腰痛バンドや万全の寒さ対策をしなくては成るまい。小さな谷間の畑へ向かう途中…
日陰になって肌寒くなり始めた庭の片隅に、タカサゴユリが一輪咲いていた。 季節外れのこの時季の白いユリは何とももの悲しい。10年近くも前になるが、晩秋の山渓や廃屋を撮りに朽木(高島市)の奥を廻ったことがある。 その折にも、不意にやって来た時雨…
雨上がりの玄関先でデーニッツハエトリを見付けおおっ!と思った。 陽射しは明るいものの風が吹いていて肌寒いのだ、こんな寒空の下ハエトリグモがいるとは。 しかも活発に動き回っている、急いで100mmマクロを持出した。 秋も深まったこの時季にハエトリグ…
小さな谷間の斜面でセスジツユムシを撮る。 クズの葉の上には7匹ほどのセスジツユムシが点在していた。 こんな光景を見たのは初めてだった。wikipediaに以下のようなセスジツユムシの独特な休息姿勢の記載があった。 ほぼ完全な夜行性のセスジツユムシは昼…
お茶の花にレンズを向けていた時、隣のお茶の木で妙な動きがあるのに気付きレンズを振る。 クモの糸にホシホウジャクが絡まりばたついているのだ。 お茶の花に吸蜜に来て何かの拍子に口吻がクモの糸に絡まったようだ、何とドジなヤツだろう。 ホシホウジャク…
セスジスズメのサナギが潜り込んでいる腐葉土が乾き始めたのでたっぷりと噴霧する。 その折、土の中に潜り込んでいるサナギを取り出してみる。 書棚にいるナガサキアゲハのサナギは美人に見えるが、セスジスズメのサナギはどちらかと言えば不美人だ。 手元の…
ある事を調べるためWebを渡り歩いていて、思いもかけぬ面白い論文を見付けた。 ”流木の身になる:北方狩猟民の「視点」をめぐる覚書” 著者は岡 千曲相模女子大学助教授(文化人類学)久しぶりにありつけた良質の肉に齧りつく、そんな感じで夢中で貪っている…
山門湿原の保全に携わつておられるIさんから案内を頂き、琵琶湖博物館で開催中の展示会「山門水源の森の自然と保全ー氷河期からの森の危機ー」を観に行く。 山門水源の森の成り立ち、動植物、四季の様子、鹿害等による湿原の荒れ様、保全活度、等などが豊富…
長いヤツに一脚を付け、久しぶりに往復4キロほど湖岸を歩く。 獲物は砂浜にいたハクセキレイだけ、不思議と鳥を見ぬ日だった。 湖面でも田圃でも鳥を見掛けぬこともあって、帰り道は150-600mm+EOS7DMarkⅡと一脚の組み合わせがなんとも重くなっていた。いつ…
雨の一日、書斎に閉じこもっていた。 虫撮りも鳥撮りも連写をすることが多くなっている、そんな所為でファイルの整理が大変だ。 最近は一回出掛けると2・300ショット、時には7・800ショットも撮っているのだ。 ファイルを整理していて、茶の花のショットが残…
昨日は一日中酷い咳だった、何をするのも億劫で、PCも立ち上げず虫撮りにも行かずの呆け暮らしだった。 そんな咳も収まったので昼過ぎ虫撮りに出掛ける。 階段を下りていて、木漏れ日の石垣にいるトゲナナフシを見付ける。 草叢ではヤマトシジミの姿は幾つも…
薄日も差さず終日曇天、肌寒い陽気、それに昨夜から風邪気味なのだ、そんなこともあって虫撮りにも出掛けず読書もせずの暗鬱な一日を過ごしていた。3度目のコーヒーを淹れていて、何の脈絡もなく、昨日虫撮りの折見たザクロのことを思い出す。 硬い外皮がは…
いつもの草叢だが昨日と違って今日は賑やかだった。 ベニシジミ、ヤマトシジミ、オオアオイトトンボ、キタキチョウ、ワカバグモ、ガガンボに似たヤツ、ハナアブ、アシナガバチなどを見る。 オオアオイトトンボはメスだろう、腹部第9節がふくらんでいる。 ワ…
今日は虫撮りがならずだったので、バラの花びらの上の小さな宝石を探す。 水滴に映り込む花や風景が欲しいが、屋外では余程の条件に恵まれるか、人為的にセット(演出)した条件下でないと容易ではない。写真仲間のTさんはマクロレンズを駆使して造形的な花…
呆け暮らしが始まりそうになったので気分転換も兼ねてトンボ撮りに出掛ける。 目的地は先日アオイトトンボを撮ったフィールド。 狙いはイトトンボのポートレートだ。 先日15日に来た時は小さなフィールドだがたくさんのオオアオイトトンボがいた。 それが…
3日ほど前に見たルリタテハの終齢幼虫がミョウガの葉裏で完全にサナギになっていた。 ルリタテハの羽化を楽しみにしてこのサナギも飼育箱に来てもらわなくてはなるまい。 現在のところ飼育箱には、ナガサキアゲハとセスジスズメのサナギがいる、ルリタテハ…