ケリに翻弄されて

ガソリンスタンドでガソリンを入れ洗車を依頼した後、時間つぶしに近くの田圃へ鳥探しに行く。
幸先よく田圃道に足を踏み入れてすぐにケリが翔び立つのを目撃する。
5羽ほどのケリの小集団だ。
耕作放棄された田圃の向う3区画ほど先に舞い降りたのを確認して田圃道を急ぐ。
着地の場所の見当は付けていたが田に下りたケリを見つけ出すのは容易ではない。

なんとか見つけ出して近づこうとするが翔び立たれる、こんなことの繰り返しだ。
ケリを追いかけていて、田圃を区切るコンクリート製の畦道(幅訳20cm)の上をまるで綱渡りするように渡る、バランスを崩せば下は湿田、泥まみれの老いたピエロになりかねない。


小一時間ケリに翻弄されぱなしで田圃道を行ったり来たりしていた。

お気に入りの一枚を撮るために何度もここにやって来なくては。
それに耕作放棄されてセイタカアワダチソウやアシの生い茂る田が幾つも点在しているのだ、ここでコサギアオサギ、スズメ、モズ、ホオジロなどを見掛けることもある。

防寒対策を十分にして再訪だ。