ハクセキレイ

長いヤツに一脚を付け、久しぶりに往復4キロほど湖岸を歩く。
獲物は砂浜にいたハクセキレイだけ、不思議と鳥を見ぬ日だった。

湖面でも田圃でも鳥を見掛けぬこともあって、帰り道は150-600mm+EOS7DMarkⅡと一脚の組み合わせがなんとも重くなっていた。

いつだったか冬の湖北で、カメラバックや三脚などをキャリーカートに載せている老爺を見たことがある。
鳥撮り用に長いヤツや三脚、サブカメラや予備のレンズ、それにホットコーヒーを入れた魔法瓶などを持ち出すとなればキャリーカートが必携だ、もう歳ですからね、自分に言い聞かせていた。