アサヒナカワトンボ

昨日、オオスズメバチを撮った後、トンボを探して雑木林の外れの用水路沿いを歩き廻った。
背の高い夏草に覆われ始めた道では二度ドキッとする事があった。
長いヤツに出食わしたのだ。
一度目は用水路の中にいるアサヒナカワトンボを見つけ近づこうとした時だ、長いヤツが足元から突然動き出したのだ。
子供の頃は手掴みでも平気だったのに今では不思議なほど怖くなっている。

用水路沿いには思わぬ数のアサヒナカワトンボがいた。



そこにいたアサヒナカワトンボの殆どが褐色の翅をしていたが、一匹だけが橙色の翅を持っていた。
アサヒナカワトンボにはこのほか無色翅を持っているものがいるのだ、そんなヤツもいないだろうかと歩き廻った。
それに翅の先端の小さな紋(縁紋)の色も何色かあるようだ、その違いも見たかった。

日本にはアサヒナカワトンボの仲間は5属7種がいるという。
琵琶湖周辺ではニホンカワトンボ、アサヒナカワトンボ、アオハダトンボ、ミヤマカワトンボ、ハグロトンボ。
これまで見たことのあるのは、アサヒナカワトンボ、アオハダトンボ、ハグロトンボの3種だけだ(アサヒナカワトンボとニホンカワトンボの判別は私には出来ない)

カワトンボの仲間の内ミヤマカワトンボは潜水産卵もするのだ、そんな様子を撮りたいものだ。
朽木(高島市)の奥の渓流へ行けば見られるだろうか。